布団乾燥機を処分する方法や注意点は？ 一番簡単に捨てるコツを解説！
不要になった布団乾燥機の処分方法をお探しではありませんか？ たとえば、故障や買い替えに伴って不要になった布団乾燥機を処分しようとしても、自治体回収に何ゴミとして出すべきか、そのほかの方法で処分すべきか迷いますよね。それに、なるべく簡単に安く処分できることに越したことはないでしょう。
そこで今回は、布団乾燥機の処分について詳しく解説します。
- 布団乾燥機は何ゴミに分類される？
- 布団乾燥機を処分する方法
- まだ使える布団乾燥機はリユースする方法もある
- 布団乾燥機を処分する際の注意点
- 布団乾燥機の処分に関するよくある質問
この記事を読むことで、布団乾燥機を処分するポイントがよく分かります。布団乾燥機の処分をお考えの方は、記事を読んでみてください。
1．布団乾燥機は何ゴミに分類される？
最初に、布団乾燥機は何ゴミに分類されるのか見ていきましょう。
1-1．小型の布団乾燥機は不燃ゴミ
小型の布団乾燥機は、不燃ゴミとして出せる自治体が多くなります。たとえば、長辺が30cmに満たないものなどです。不燃ゴミとして出せる基準は自治体ごとに異なるため、自治体のホームページなどで事前に確認しておきましょう。なお、不燃ゴミは基本的に廃棄処分となるため、資源リサイクルされることはありません。
1-2．一定以上の大きさの布団乾燥機は粗大ゴミ
長辺が30cm以上など、一定以上の大きさの布団乾燥機は、多くの自治体が粗大ゴミに分類しています。粗大ゴミも不燃ゴミと同様に、回収後は廃棄処分になるのが原則です。また、不燃ゴミと同様に、粗大ゴミの分類基準も自治体によって異なるため、事前に確認してください。
1-3．業務用布団乾燥機は産業廃棄物として処分する
業務用布団乾燥機は、自治体回収に粗大ゴミなどで出すことはできません。業務用布団乾燥機は、産業廃棄物として処分する必要があるからです。不要になった業務用布団乾燥機は、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に処分を依頼しましょう。なお、一般家庭用と偽って自治体回収にゴミとして出したり、産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に処分を依頼したりしないでください。場合によっては廃棄物処理法違反と見なされ、罰金刑が科されることがあります。
2．布団乾燥機を処分する方法
布団乾燥機を処分する方法について、具体的にご紹介します。
2-1．自治体にゴミとして出す
不要になった布団乾燥機を不燃ゴミや粗大ゴミとして出す方法や流れは、以下を参考にしてください。
2-1-1．不燃ゴミ
布団乾燥機を自治体に不燃ゴミとして出す場合は、自治体ごとに決まった曜日・時間・場所に出しておくと、無料で収集してもらえます。なお、自治体によっては、指定ゴミ袋に入れて出す必要があるので注意してください。
2-1-2．粗大ゴミ
布団乾燥機を自治体に粗大ゴミとして出す場合の一般的な流れは、以下のとおりです。
- 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、布団乾燥機の収集を依頼する
- 自治体から受付番号・収集日時・収集場所・料金の指示を受ける
- コンビニなどで料金分の粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券に受付番号などの必要事項を記入し、布団乾燥機に貼り付ける
- 収集当日になったら指定時間より前に収集場所に布団乾燥機を出しておく
- 自治体が布団乾燥機を収集して完了
なお、自治体のゴミ処理場に布団乾燥機を自分で持ち込んで処分してもらうことも可能です。より詳しい内容は、自治体のホームページなどを確認してください。
2-2．販売店の下取り・回収サービスに出す
不要になった布団乾燥機は、販売店の下取り・回収サービスに出して処分することも可能です。多くの場合、店頭持ち込みが原則で布団乾燥機1台に付き数百円程度の手数料がかかります。販売店の下取り・回収サービスを利用すると、回収後に再資源化などの方法で有効活用してもらえるのがメリットです。なお、買い替えを伴う場合は、不要になった布団乾燥機の処分費用が無料になることもあります。
2-3．不用品回収業者に処分を依頼する
不要になった布団乾燥機は、不用品回収業者に処分してもらうことができます。不用品回収業者では、回収後の布団乾燥器を再販や再資源化などの方法で有効活用してもらうことが可能です。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえる、布団乾燥機以外の不用品を同時に処分してもらえるなど、多くのメリットがあります。なお、不用品回収業者に布団乾燥機の処分を依頼する場合は、1回に付き数千円程度～の回収費用がかかるのが一般的です。
3．まだ使える布団乾燥機はリユースする方法もある
まだ使える布団乾燥機は、譲ったり買取に出したりすることを検討してみましょう。
3-1．知人や福祉施設に譲る
まだ新しくて十分に使える布団乾燥機は、知人や福祉施設に譲ることも一つの方法です。まずは、譲り受けてもらえそうな知人や福祉施設に連絡してみるとよいでしょう。譲り先が決まれば、布団乾燥機を廃棄処分せずに済み、有効活用してもらえます。配送手段や配送日時については、譲り先の希望を優先してください。なお、福祉施設に譲る場合は寄付という形になるため、譲る側が配送手段を手配したり、配送費用を負担したりするのが一般的です。
3-2．買取に出す
まだ使える布団乾燥機は、買取に出すことも可能です。買取に出す方法には、主に以下のようなものがあります。
3-2-1．中古家電買取専門業者に売る
中古家電買取専門業者では、不要になった布団乾燥機を買取しています。買取を希望するときは、業者の査定を受けてください。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。中古家電買取専門業者では、布団乾燥機以外の家電の買取も依頼できます。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえることも多いので確認してみてください。ただし、買取専門なので、買取不可になった場合は引取処分も依頼できません。
3-2-2．リサイクルショップに売る
リサイクルショップでも、不要になった布団乾燥機を買取してもらえます。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭に持ち込むなどの方法で査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、そのまま布団乾燥機を引き渡して代金を受け取ってください。リサイクルショップでは、布団乾燥機以外の不用品を幅広く買取してもらえます。また、査定から代金受け取りまでその場で完結するのもメリットです。ただし、リサイクルショップは買取が主体なので、買取不可になった場合は引取処分も依頼できないことがあります。また、有名メーカー品かつ新品に近い布団乾燥機以外は、想定より安い査定金額を提示されることが多いでしょう。
3-2-3．不用品回収業者に買取してもらう
不用品回収業者でも、不要になった布団乾燥機を買取してもらえます。買取を希望するときは、業者の査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。不用品回収業者では、布団乾燥機以外の不用品も同時に買取してもらうことができます。また、万が一買取不可になった場合でもそのまま引取処分を依頼できて便利です。ただし、引取処分になった場合は別途回収費用がかかることがあるので事前に確認しておきましょう。なお、当関東家電リサイクル問屋でも、まだ使える布団乾燥機を買取しています。まずは、お気軽に査定をご依頼ください。
3-2-4．ネットオークションやフリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリに出品し、布団乾燥機を売ることも可能です。普段から利用していて手続きの流れに慣れている人は、検討してみるとよいでしょう。タイミングがよければ、すぐに落札されたり思わぬ高値が付いたりすることもあり得ます。また、自分が売りたい価格で出品できるのもメリットでしょう。ただし、タイミングが悪いとなかなか落札されないこともあるので、急ぎで売りたい場合には向きません。また、クレームや支払い遅延が発生したときは、自分で対応することになります。
4．布団乾燥機を処分する際の注意点
布団乾燥機を処分する際に注意すべき点を、具体的に見ていきましょう。
4-1．いつまでに処分すべきか
布団乾燥機を処分する際、いつまでに処分すべきか確認しておきましょう。たとえば、買い替えならある程度余裕を持って処分できることも多いはずです。一方、引っ越しに伴う処分の場合などは、引っ越し期日までに処分できることが条件になるでしょう。急ぎで処分したい場合や特定の日までに処分したい場合は、都合のよい日時と場所で回収してもらえる方法を選ぶのがベストです。
4-2．どれぐらい手間がかかるか
布団乾燥機を処分する際の手間も、チェックしておきましょう。布団乾燥機の大きさや重量によっては、自分で運ぶのが困難なことがあります。また、仕事などで多忙だったり高齢だったりする場合は、指定日時までに収集場所に運搬するのも大変でしょう。処分費用が安い方法は、総じて手間がかかります。何らかの理由で収集場所まで運ぶのが難しいのなら、なるべく手間がかからない方法を選ぶとよいでしょう。
4-3．処分費用はどれぐらいか
処分費用がどれぐらいかかるかも、重要なポイントになります。なるべく安く処分したいのなら、ある程度時間や手間がかかることを理解しておくことが大切です。反対に、なるべく簡単で楽な方法で処分したい場合は、処分費用が割高になることもあるでしょう。いずれにしても、自分が納得できる金額で処分できる方法を選んでください。
4-4．信頼できる業者に依頼する
布団乾燥機の処分は、信頼できる業者に依頼することも大切です。最近は、不用品の処分や買取の需要が急増しており、悪質業者の新規参入も比例して増加しています。万が一悪質業者と契約すると、法外な回収費用を請求される、不当に安い査定金額を提示されるなど何かとトラブルに巻き込まれやすいので注意しましょう。布団乾燥機の処分を安心して依頼するためにも、信頼できる業者かきちんと見極めて依頼してください。
5．布団乾燥機の処分に関するよくある質問
最後に、布団乾燥機の処分に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q．自治体に粗大ゴミとして出す場合は汚れたままでよい？
A．構いません。ただし、運搬時に手や服を汚すことがあるので、簡単にでも外観の汚れを拭き取っておくことをおすすめします。
Q．複数台の布団乾燥機をまとめて処分するメリットは？
A．以下のようなメリットがあります。
- 処分する手間が1回で済む
- 数量をまとめたほうが安く処分できることがある
- 収納スペースに余裕ができる
不要になった布団乾燥機を保管しておく意味はないので、なるべくまとめて処分するとよいでしょう。
Q．布団乾燥機の査定金額が想定より安過ぎるのですが？
A．まずは、業者に査定理由を説明してもらいましょう。査定の結果、大きなマイナスポイントが見つかった、中古市場での需要が急激に下がったなどの理由により、安い金額が提示されていることがあります。なお、業者からの説明を聞いてもなお納得できない場合は、取り引きを注意しても構いません。
Q．高く売れる布団乾燥機の条件は？
A．以下を参考にしてください。
- 有名メーカー品（三菱電機・日立・シャープ・アイリスオーヤマなど）
- 購入時の付属品がそろっている
- 不具合や故障がない
- 目立つ汚れや破損・傷などがない
- ひどい臭いがいない
- 高機能・高性能モデル
Q．布団乾燥機の処分はどんな不用品回収業者に依頼すべきか？
A．以下のポイントが当てはまる業者なら、安心して依頼できるでしょう。
- 不用品回収の実績が豊富にある
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 都合のよい日時・場所・方法で回収してもらえる
- 可能なものは買取もしている
- 回収後の不用品を適切な方法で再販や再資源化により有効活用している
- スタッフの言葉遣いや態度が丁寧で感じがよい
- 顧客からの評判がよい
- 業務に必要な許可を取得済み
なお、当関東家電リサイクル問屋でも、不要になった布団乾燥機の処分をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、布団乾燥機の処分について詳しく解説しました。不要になった布団乾燥機は、自治体回収にゴミとして出すほかにも、さまざまな処分方法があります。また、まだ十分に使える場合は、知人や福祉施設に譲ったり買取に出したりすることも可能です。まずは、さまざまな方法の中から、自分にとって最もメリットが大きなものを選ぶとよいでしょう。なお、布団乾燥機の処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼すると何かと便利です。この記事を参考にして信頼できる業者によく相談してみるとよいでしょう。
