誰でもできる??モニターやディスプレイのリサイクル、処分方法についてご紹介します。
PCモニターや液晶ディスプレイ。これらの処分はどうしていますか?
テレビは家電リサイクル法対象だろうけど、モニターは違うよ。
液晶ディスプレイは、PCで使っていたからテレビではないよ。
など、誤解している人もいますがディスプレイで使っていても捨てるときは家電リサイクル法のもと、処分しなければいけません。
でも、リサイクルって難しいのでは?
そう思っているあなたのために、車さえあればある程度誰でもできるディスプレイのリサイクル方法をご紹介していきます。
目次
- ディスプレイのリサイクルについて
- リサイクルされるディスプレイ
- どんな業者に頼むといいの?
- よくある質問
以上の4点をご紹介していきます。
1.ディスプレイのリサイクルについて
1-1.資源有効利用促進法って知ってますか?
15年前くらいに制定されたもので、ディスプレイ以外にも、冷蔵庫や洗濯機なども含まれています。
簡単に言えば資源を多く使っている製品はリサイクルをすることを義務付けます。というような内容です。
テレビ、ディスプレイは基盤も多く使われているので分解してリサイクルされていきます。
でも、処分することがリサイクルではありません。
今回は、
ゴミとしてディスプレイを捨てる時の処分方法。
製品としてディスプレイをリサイクルする方法。
の2つを順番にご紹介していきます。
1-2.リサイクルを推進する理由
その前に、どうしてリサイクルをしよう、俗に言う3R運動なんて広がったのでしょうか?
もったいない。
なんて言葉も広がりましたね。
使えるものは使う。
資源の少ない日本だから。
そんな意識が広がった時もありました。
でも、さっきの資源有効利用促進法には、ゴミで捨てることだけではなく、製品として再利用することも進められています。
何でもかんでも買い換えて捨てないで、物を大切にするように、と言っているのかもしれませんね。
2.リサイクルされるディスプレイ
2-1.メーカーの回収について
ディスプレイで多いのは富士通でしょうか。筆者の個人的な偏見ですがよく見るように思えます。
ちなみに、ディスプレイ、モニターはメーカーが回収してくれる場合があります。
各メーカーのHPに行くと、リサイクル品の回収と書いているページがあります。
このリサイクル品の回収とは、自社メーカー品に限ります。東芝のパソコンを使っている人が、富士通のモニターを一緒に捨てることはできません。
東芝のパソコンは東芝へ、
富士通のディスプレイは富士通へ、
別々のところへ送らなくてはいけません。
もちろん、送料や手間も増えてしまいますので一緒のメーカーを買ったほうが楽そうですね。
2-2.販売店での回収・引き取り
家電量販店などでディスプレイを処分、引き取ってもらいたい場合もありますよね。
そのような時はどうすればいいのでしょうか。
それは、購入の時に説明をしましょう。
家電リサイクル法により、小売業者が引き取る義務があります。ようは、新しいものを買ったら古いものの処分を引き受けなさい。というようなものです。
ディスプレイの処分に掛かるリサイクル料金はどこも統一なので、あとは運搬費(処分場へ運ぶ運賃)が変わります。
多くの場合、配送のついでなら数百円程度ですので、買い替えの時に捨てることを勧めます。
また、販売店でも不要になったディスプレイの回収のみも行っていますが、運搬費がかなり高くなります。
これは、新製品を購入した客。とはみなされないので仕方ないことですね。
なので、処分するものがあるなら先に伝えて配送業者がリサイクル券を持ってくるのを待っている方がいいですね。
また、新しいディスプレイだった場合、買い替え応援などのイベントの場合は下取り、買取になる場合もあります。製造年数、大きさなど基準があるはずなので店員さんに聞いてみるといいでしょう。
2-3.回収業者による回収・引き取り
不用品回収業者へ依頼した場合は料金が決まっていないことが多いです。
回収方法は様々で、宅配回収、出張回収、店頭への持ち込みなどがあります。
宅配回収は、ある程度ルールがありますが送料無料で捨てることもできるようです。パソコンファームが有名ですね。
出張回収は業界的に一番多いです。店舗を持っている業者が少ないので仕方ないですね。
料金はメーカーではなく、大きさで決められている場合がほとんどです。
ディスプレイも、液晶ディスプレイと、ブラウン管型の2種類があり、薄い液晶ディスプレイの方が料金がいくらか安いようです。
また、ディスプレイの処分にかかる廃棄料金のほかに出張費用なども加算されるので3,000円程度の出費が多いようです。
2-4.自治体での回収・引き取り
自治体では、ディスプレイ、モニターの回収・処分を行っていません。
その代わりに、業者を斡旋してくれます。
しかし、結構高いようです。
パソコン、ディスプレイ、モニターなどは販売メーカーが回収してくれることがあるので多くの場合は
【メーカーに確認するように】
と言われるようです。
実際、ディスプレイの処分であればメーカーが対応してくれるので梱包とかの事を考えるとめんどくさいですが、一番安心かもしれませんね。
3.どんな業者に頼むといいの?
3-1.回収業者を選ぶポイント
名指しで書くと批判されるので、
自治体が紹介する業者は5,000円~。
なんの許可証もない胡散臭い回収業者は1,500円~。
会社概要を見たので間違いないです。
廃棄にかかる家電リサイクル料金は2,000円程度。
この段階で胡散臭い不用品回収業者は正規の家電リサイクル法で処分することはできません。わざわざゴミを引き取って自腹で捨てるような人はいませんから。
自分が依頼しようとしている業者も一度調べてみるといいかもしれませんね。
3-2.回収業者に頼むメリット・デメリット
回収業者へ依頼する多くの方は、時間がない方、自分で捨てられない方が多いです。
回収業者は時間を選ばず、希望の日程で来てくれる業者が多いのでそのあたりはとても優遇されます。ほかの自治体やメーカーなどではこれほど融通が利きません。
他にも、【安いから】と利用される方もいます。
値段は個人の感じ方ですが、
1,500円と5,000円。
あきらかに正規ルートでは処分されない業者に依頼することの危険性は一度認識したほうがいいです。
かといって、高いほうがいいわけでもないのでボッタくられないようにしましょう。
4.よくある質問
自分で捨てるためには?
回収したモニターやディスプレイはどこに行くのでしょうか?
お客様に聞かれることがあります。
今回は、どこに捨てに行くのか?どうやって捨てるのか?
それをご紹介します。
4-1.実は簡単!?ディスプレイを自分で捨てよう!!
まず、郵便局へいき、ディスプレイのリサイクル券を買いましょう!
- 大きさ
- メーカー
この2つがわかればOK!
次は、車です。
ほぼ、99%以上の確率であなたが真夏の炎天下の中ディスプレイを持って歩いて捨てに行けるような距離に処分場はありません。
弊社のある埼玉県でも、事業所から2箇所しか最寄りにありません。
しかも、その最寄りも車で40分は離れています。方向が北と東にある違いのみで、歩いて行ける距離ではありません。
そして、最寄りの場所へ行く時は
自分で持っていくときはここも確認!
最後は、平日のお休みです。
基本的に、受け入れセンターはお役所仕事みたいなスタイルの少しムカつくところが多いです。
筆者が知っているところもめっちゃむかつきます。
でも、2箇所は(一箇所はすでに潰れました)とてもいいところです。
人あたりもよく、行きやすいです。でも、営業時間は夕方5時までが多いので平日休みがないと厳しいと思います。
たったこの3つのステップをクリアすれば自分でも簡単にディスプレイを処分することができます。
でも、それでも節約は1,000円くらいかもしれません。
ゴミを捨てるのにお金をかけたくないのはわかりますが、1,000円の労力と思うと高い感じがしますね。
終わりに
いかがでしたか? 今日はディスプレイ、モニターの処分方法をご紹介しました。自分でも捨てに行けるものなので、もしチャレンジしたい人がいたらぜひどうぞ!
今日は、
- ディスプレイのリサイクルについて
- リサイクルされるディスプレイ
- どんな業者に頼むといいの?
- よくある質問
の4点をご紹介しました。
リサイクルは捨てるだけではなく再利用することも資源有効利用促進法で言われています。
買ってからまだ5年も過ぎていないような新しいディスプレイはぜひ関東家電リサイクル問屋へ売ってください!
ディスプレイもパソコンも買取中です!