重たくて電気代も高いオイルヒーターをサクッと処分する方法


家にオイルヒーターが眠っていませんか?
オイルヒーターと言えばデロンギ、フィリップスなどが有名ですが、
『電気代高いから』
『暖かくないから』
などの理由で使ったあとすぐにしまわれてしまうことが多いようです。
お店でも空気を汚さないオイルヒーターがおすすめ!なんて書かれたりしていますが実際にはどうなんでしょうか?今日はオイルヒーターの処分、どんなものなのかをまとめていきます。

目次

  1. オイルヒーターの処分方法とは?
  2. 小型家電リサイクル法とは?
  3. 自分でオイルヒーターを捨てられる?
  4. 販売業者の下取り
  5. オイルヒーターって売れるの?
  6. 不用品回収業者へ依頼すると?

以上の6点をご紹介していきます。

1.オイルヒーターの処分方法とは?

1-1.オイルヒーターはどのくらい使えるの?

オイルヒーターの寿命はどのくらいなのでしょうか?
そもそも、オイルヒーターの構造はシンプルで、中に入っている液体(オイル)を電気の力で温めて熱くし、オイルヒーター自体が熱くなり、熱伝導の用量で空気を少しづつ温め、部屋を暖かくする。というメカニズムです。
構造がシンプルなだけあってそうそう壊れにくい商品です。壊れるのは、キャスターのほうが劣化して砕けることが多いようです。
また、金属の中にオイルが入っているので劣化して腐食したり錆びたりしていると交換したほうがいいでしょう。
製品がスイッチが入らないほど壊れるのは、あまり見たことがないので相当長持ちするようです。

1-2.オイルヒーターは何ゴミ?

オイルヒーターを処分、廃棄する時はどうなるのでしょうか?大きさが多少変わるものもありますが、基本的には「粗大ゴミ」となります。
ただし、1辺の長さが40センチ以上、90センチ以上など、市により粗大ゴミの内容が変わるのでもしかしたら燃えないゴミで処分できるかもしれません。一度確認してみましょう。

2.小型家電リサイクル法とは?

2-1.小型家電リサイクルってなに?

冷蔵庫などの大型家電を目的として家電リサイクル法というものがありますが、これに対して小型の電化製品にも小型家電リサイクル法というものが存在します。小型家電リサイクル法は各自治体で回収を行っているので役場のホームページで検索すると出てきます。

2-2.注意点

小型家電リサイクル法はまだ普及が完全に行われていません。
従って、小型家電回収BOXが設置されていない自治体も存在します。
ゴミの捨て方は様々なので、すべて対象ではありません。

2-3.オイルヒーターは対象か?

今回、オイルヒーターは残念ながら対応していません。
少なくとも、小型家電回収BOXに入らないでしょう。
なんせ、小型家電回収BOXは自動販売機の隣にあるゴミ箱程度の大きさしかないところがほとんどなのでオイルヒーターは入らないし、回収BOXの口を通らないでしょう。
電化製品の基盤に含まれる希少金属をリサイクルすることを前提に作られた法律のくせに、めんどくさい、大きいもの、粗大ゴミとして税収が得られるものは対象外にして、燃えないゴミでも捨てられるゲーム機や電話機、デジカメなどの軽くて小さいものしか対象にしていない。それが客観的に見た個人的感想です。

3.自分でオイルヒーターを捨てられる?

3-1.自治体回収の場合

粗大ゴミ、もしくは燃えないゴミで捨てられる場所については、どうすればいいのか?
まず、粗大ゴミについては次でご紹介するので、普段のゴミと一緒に燃えないゴミで捨てられる場合はどうするのか?
指定された燃えないゴミの袋に入れて処分。
これだけです。朝ゴミ捨て場に持っていけば終わります。

3-2.なにかすることはある?

粗大ゴミだった場合。オイルヒーターは処分するときに残念ながら粗大ゴミでした。
そんなときは環境センターがどっかにあるので自分で持っていく。もしくは回収に来てもらうしかありません。
回収に来てもらうにはどうするのか?
予約が必要です。
大体一ヶ月くらい先まで埋まっています。ただ、埋まっているのか、回収業者が安い料金しか貰えないから車両を増やさいのかはわかりません。
それに、シールが必要です。多くの場合、粗大ごみ処理券を買う必要があるので問合わせてみてください。環境センターであればすぐにわかります。
そして、自分で家の外に出して指定の時間、場所に置かないといけません。ただ、オイルヒーターなら問題なく捨てることが出来るでしょう。

3-3.料金

粗大ゴミはおよそ500円前後です。200円~、て場所もあるので一度金額も確認したほうがいいですが、1,000円以上かかるところは軽く調べましたがありませんでした。

3-4.メリットなど

なんせ、その処分料金の安さです。
不用品回収業者に依頼すると、高額な料金になるので市の税金でまかなわれて安い粗大ゴミに出せることができるならそのほうが得です。

4.販売業者の下取り

4-1.買い換えるタイミングとは?

オイルヒーターの利用者に聞くと、また使いたいか?と聞いてみるとYESと答える人は本当に少ないです。なので、買い換える人がいるのかわかりませんが、もし買い換えるなら当然壊れたとき。
もしくは、オイルヒーターならではですが、
錆びてきたとき。
電気代が気になるとき。
そして一番は、使う環境が変わったとき。
このくらいです。
特に、オイルヒーターを使っている家庭は子供がかなりの確率でいます。
火傷しないように。
乾燥して風邪をひかないように。
家事にならないように。
そのような理由で購入し、手放すときは子供も大きくなっているようです。

4-2.新製品が安い時期は?

新製品にとらわれず、安いもの、であればホームセンターで売っているフィリップス、もしくはデロンギの安売りモデルでも十分ではないでしょうか?
電気料金が気になれば消費電力で計算するといいかもしれません。
また、オイルヒーター新しい=あたたかい。ではなく、羽(フィン)の枚数が多い方が暖かいんです。
まぁ、羽に封入されているオイルを温めて部屋を暖かくするのですから熱源が増える=暖かい。なんてのはわかりやすいですけどね。

4-3.販売業者の下取りについて

残念ながら、販売業者の下取りはネット上に記載がありませんでした。
多くの場合は、オイルヒーターを1台買ったお客様は古いオイルヒーターを無料で引き取ります。という広告でした。

4-4.通販業者は?

季節限定、ゲリラ的に通販業者ではオイルヒーターを販売するときに下取り2,000円、などやっているようですが、下取りをしてもらってもホームセンター買ったほうが安い場合もあるようです。
下取りに固執すると、損をすることもあるようですね。

4-5.下取りの手数料

ホームセンターで購入して、古いものを処分してもらうときは手数料がかからないようですが、通販業者で下取りを依頼すると数百円の手数料を請求されるようです。全額下取りではないかもしれないので確認してみましょう。

4-6.どっちが得か?

では、どっちが得なのでしょうか?
筆者が思うに、車があって、別にメーカーも、デザインも、こだわりがないならホームセンターでも十分かと思います。
しかし、車もない、オイルヒーターを持っていくことが出来ない。デロンギのこのオイルヒーターが欲しい!そう思うなら通販でもいいと思います。
安さで選ぶなら、通販ではなく店舗へ行ってみるといいかもしれません。

5.オイルヒーターって売れるの?

5-1.オイルヒーターって買取してもらえるの?

もし、買ってからそれほど年数が経っていないオイルヒーターを持っていれば、売れるんじゃないか?と思うのが一般的な考えです。
では、どんなオイルヒーターが売れて、どんなオイルヒーターは売れないのでしょうか?
オイルヒーターも電化製品なので製造年式が買取に引っかかります。
売れない製品なので、製造2年まで。新品で売られている価格も5万円以上するような高額機種でないと買取は厳しいかもしれません。
特に、デロンギのオイルヒーターが全て高いものではありません。デロンギです。だから、売れるでしょ?という人もいますがオイルヒーター=デロンギ。なんてことはないですし、そもそも電気代が高くて買う人少ないので売れにくいもの。として考えておきましょう。

5-2.リサイクルショップへ売りたい

先程も言ったとおり、電化製品なので製造年式が何年前かによります。 
そして、次はメーカーです。
聞いたこともないメーカーでも海外の一流メーカーの可能性があります。でも、購入するときに2万円もしないような機種であれば売ることはなかなか難しいかもしれません。
お店がどれだけ、そのオイルヒーターを欲しいかが問題です。
よっぽどいい機種でなければ引取りすらされない可能性があります。

5-3.自分で誰かに売る場合

オイルヒーターは元箱、梱包材がない場合本当に壊れやすいものです。特にキャスターが壊れやすく、トラブルにもなります。
ましてやネットオークションなどに頼って売ってしまうと売値自体も1円~1,000円程度が多く、売上が低い割に重労働なのであまりおすすめはしません。
ネットオークションの評価が低いと売値も下がっちゃいますしね。

5-4.高価買取してもらうには?

基本的に、オイルヒーターは高く売れません。
仮に、
MDH09-PB

MDH15-BK
などの型番であれば高く売れるかもしれません。

2万円~4万円で買取されるのではないでしょうか?基本的に持っている人は少ないです。購入金額が5万円以下の安いオイルヒーターは価値がないと思ってください。

デロンギのオイルヒーターの「マルチダイナミックヒーター」シリーズです。

6.不用品回収業者へ依頼すると?

6-1.不用品回収業者の場合は?

  • 捨てる時間がない。
  • 今日引っ越したい。もしくは捨てたい。
  • 捨て方がわからない。

オイルヒーターの処分に困ったらネットで思わず「オイルヒーター 回収」とか検索しますよね。
では、実際にどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
ここはオイルヒーター1台で約4,000円かかります。
回収業社では回収料金が粗大ゴミよりも高額なのでどうしても捨てたい!って人向けのようです。

終わりに

いかがでしたか?今日はオイルヒーターの処分方法をご紹介しました。
「買ったとき3万円もしたのに・・・。」
もし気になればリサイクルショップへ持って行ってもいいと思います。
でも、高い可能性で
「無料で引き取ります」
「買取は数百円」
など、そこまで重たいものを持っていったのにこれだけ?と感じてしまうこともあるのではないでしょうか?持っていく労力、ガソリン代など考えると合わないかもしれませんね。
今日は、

  • オイルヒーターの処分方法とは?
  • 小型家電リサイクル法とは?
  • 自分でオイルヒーターを捨てられる?
  • 販売業者の下取り
  • オイルヒーターって売れるの?
  • 不用品回収業者へ依頼すると?

をご紹介しました。オイルヒーターは人気が無い電化製品なので、あまり高望みをしているといつまでも売れないので、スパッと売るか手放した方がいいかもしれませんね。


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