アンティークとボロ家具。買取の基準は同じ古いもので何が違う?
家にあるちょっと古そうな見た目の家具。
実はそれ、ちょっとした高級品かもしれません。
アンティーク家具って、聞いたことないですか?
普通の【ボロい家具】が、実は高級品だったりする場合があります。
今日は家庭にあるアンティーク家具やボロ家具、その買取の査定についていくつかご紹介していきます。
目次
- アンティーク家具って?
- アンティーク家具の買取について
- アンティーク家具の買取方法
- アンティーク家具の買取業者選び
以上4つをご紹介していきます。
1.アンティーク家具って?
1-1.アンティーク家具ってどんなもの?
一言にアンティーク家具と言っても、どんな家具を指しているのでしょうか?
- 高級家具?
- 古い家具?
- ボロボロの家具?
- 昔は高かった家具?
どれでしょうね。実際には明確な答えはないそうです。
ただ、中古品を買い取るお店側としては、
おおよそ100年程度経過している家具
だそうです。50年以上とかだと、アンティークとは呼ばないらしいです。
聞いたこともあると思いますが、ヴィンテージですね。
アンティーク=骨董
って意味があるそうですよ。日本人だと、壺とか、掛け軸とかを連想しますが、同じ骨董でもだいぶ違いますね。
1-2.どんな国のものがあるのか?
アンティーク家具と聞いて、どんなものを連想しますか?
案外、どこにでもあるものなんですよ。
でも、一番の人気はイギリスとかですね。
フランスやドイツにも存在します。北欧って呼ばれる地域ですね。
そっちの家具かぁ。なんて思う人もいると思いますが、イギリスやフランスのアンティーク家具ばかりではありません。
お隣の中国や、日本にも存在します。フィリピンとかではあまり聞かないので、先進国で作られた古い家具。くらいに思えばいいのではないでしょうか?
1-3.どんなアンティーク家具が人気?
人気の種類は?
中古のアンティーク家具を売りたい方、買ってほしい!と買取依頼される方がよく質問されますが、アンティーク家具にそはそこまで種類がないのか、筆者はあまり種類を見たことがありません。
椅子やキャビネット、テーブルなどが多いですね。
今の家具とは素材から違いますのでわかる人が触ればすぐにわかります。
ニトリや、普通の家具屋の家具ではとても太刀打ちできません。
オーク材、マホガニー材という種類の木を使っています。
生産された国によって特徴がありますが、普段の生活に馴染むもの、そして古いので保管状態の綺麗なものが高くなる可能性を秘めていますね。
1-4.なんで人気なのか?
アンティーク家具にはピンクや黒、白などはあまりありません。
アンティーク家具の良さはその差材。
色=素材の色味
に近いところがあります。
手入れをして使い続けると温かみのある落ち着いた色になり、木の色がよくわかります。
今の家具にはない1点1点丁寧に作られていて、落ち着いた雰囲気が味わえます。
いつの時代も人気の色やデザインがありますが、100年以上前には今の家具に負けないデザイン、作り、色味が既に完成されていて長く愛され続けられる。そんな逸品を手に入れたいと思う気持ちも人気に拍車がかかる秘密かもしれません。
2.アンティーク家具の買取について
2-1.アンティーク家具を売ることのメリット
アンティーク家具を買取業者へ売ることはなにかメリットがあるのでしょうか?
粗大ゴミで捨てる。
とは言いませんが、誰かに譲ったり、ネットで売ったり、今はリサイクル業者を呼ばなくてもどうにか売れる可能性があります。
では、アンティーク家具を売る時にどうすればいいのでしょうか?
一番安心なのは、ネットではなく、どこかの業者へ売ることです。
案外知られていませんが、【偽造品】を売ることは禁止されています。場合によっては逮捕もありえます。
家具にも、偽造品や、ちょっとした不注意で購入者を騙す行為をしているかもしれません。
アンティーク家具、椅子、古いです。メーカーはわかりませんがかなり古いものでレアです。
なんて売ってみたら購入者から偽物!ってクレームが突然来るかもしれません。
今はジェネリック家具なども販売されていて、安くて、見た目古くておしゃれな家具が安く出回っています。
素人の勘違いで売ると、しっぺ返しに合うかもしれません。
もちろん、自信をもってメーカーとか書ければ個人で売ったほうが断然お得です。
2-2.買取できるものとできないもの?
テーブル、キャビネット、椅子、チェスト、化粧台(ドレッサー)などアンティーク家具は様々です。
基本的に買取不可のものはないでしょうけど、明らかに傷がひどいもの、壊れてしまっているものははじかれるかもしれません。
2-3.傷や状態について
修理ができるものと、できないものが存在します。
- 傷が出来てしまった。
- 塗装ハゲが出来てしまった。
- 椅子の座面が壊れた。シミができた。
など、専門の技術がないと修理できないものも存在します。
お店によっては修理工房も併設しているところもあるので、状態の悪いものでも引き取ってくれるところがありますから探してみましょう。
ただ、アンティーク家具専門店ならいいですが、アンティーク家具専門ではなく、普通のリサイクルショップになると修理することができないため処分代。と言われる可能性もあります。
3.アンティーク家具の買取方法
3-1.どんなところが買取してくれるの?
アンティーク家具の買取は個人の小さなお店が多いイメージがあります。
大手の全国展開しているようなリサイクルショップでは査定ができないのではないでしょうか。アルバイトやパートですからね。
アンティーク家具専門で買ってます!
ってHPに書いてあるお店の方が高そうです。
3-2.買取相場ってある?
買取の相場。電化製品ではあるでしょうけど、アンティーク家具では買取の相場はないに近いでしょう。
自分が持っているものがどのくらいの価値があって売れるのか?
初めに
窃盗、強盗、骨董
なんて言葉があります。
簡単に言えば、骨董なんて別に必要じゃないので、定価がいくら高くても買い叩かれる傾向にあり、買い叩かれたものはめっちゃ高い高額で売られています。
『特注』つまり、その人しか持っていないものですね。
ある買取業者のHPで特注のはずのテーブル。買取金額6万円でお客様が大満足でした!!
と書いていました。
でも、6万円で買ったテーブル。いくらで売っていると思いますか?
そのお値段。約25万円。
4倍の値段で売られていました。
仕入れて売るのに、利益は必要。それは仕方ないですね。
でも、19万円の利益って必要ですか?
画像を保管したので現場で声をかけてくれれば写真見せますよー。
ここでUPしたいですけど、こうゆうヤクザな会社に見つかりたくないので勘弁してください。
これだけ騙されたと思うと、なんか自分で売ったほうが得ですよね。
同じ古物商として見てても悪質かな。と感じます。
3-3.査定について
査定は意外と簡単です。
製品によってですが、同じ様なところが痛みます。
なので、査定の時間は実際には3分程度ですね。他の時間はお客様と距離を縮めるための時間に使う業者が多いです。
基本的に綺麗にしておく、埃を払っておくなどすれば問題ないでしょう。
3-4.高額査定の方法
少しでも高く売りたい方は、普段壁に接している面にも目を向けてみましょう。
画像のようにカビだらけのこともあります。
業者は少しでも買取金額を下げるためにいろいろ言ってくるので傷等は仕方ないですが、水拭きで綺麗になるところはきれいにしましょう。
3-5.買取の申込方法
お急ぎでない場合は、アンティーク家具の買取をお願いします。
と伝えればいいでしょう。
日程の調整をリサイクル業者が行いますので、出張費がかかるのか?見積だけでもいいのか?などを確認する程度でいいでしょう。
もし、時間がなくてすぐに売りたい場合は急いでいるから早く見に来て欲しい。と伝えないければいけません。一人でやっているお店も少なくないので人員の手配などもありますから急な依頼では対応しきれないところもあるでしょう。
逆に、そこそこ大きな規模になると買取が低くなる傾向があるので難しいところですね。
4.アンティーク家具の買取業者選び
4-1.業者選びのポイント
HPで「実際にいくらで買いました!!」
と書いてあるとなんだか高そうなイメージができますね。
でもそれって、本当に高いのでしょうか?
電化製品は電気屋さんで同じ製品が売っていますからわかりやすいですが、家具、しかもアンティーク家具なんて同じものがどこにあるのか・・・。
買取金額をつけるのは難しいことなんです。
いくつか見積もりを取って見るのが一番おすすめですが、後悔しないためにも、気持ちよく売れる人がいるお店にすることですかね。
4-2.実際の買取方法
買取に関しては、おうちの構造によりかわります。
増改築している場合は玄関でなくなっていることもありますので、一度大きなものの場合は現地に来てもらうほうがいいでしょう。
古い家具はネジではなく釘で打たれている場合があるので解体できません。
なので、家からでない。なんてことも最悪起こりかねますので注意しましょう。
4-3.買取金額や査定
引き取ってもらう場合は、原則その場で買取金額を受け取るようにしましょう。
「振込みます」
と言って待っていたけど、振り込まれてこなかった。
そんな人もいるようです。
終わりに
いかがでしたか?アンティーク家具。意外と聞いたことはあるけど、なかなか手には入らないものなんですね。
アンティーク家具風。とかは多いですけどね。
ボロいからアンティーク家具。なんて思っていた人はちゃんと覚えて、ゴミと価値あるゴミが区別できるようにしましょう。
今日は
- アンティーク家具って?
- アンティーク家具の買取について
- アンティーク家具の買取方法
- アンティーク家具の買取業者選び
の4つをご紹介してきました。
きれいに使ってきた家具なら、ぜひ売ってみましょう。
ご近所にアンティーク家具専門店があるといいですね。