意外と気をつけないといけないカーナビの正しい廃棄方法とは?
今はほとんど全ての車にあるであろうカーナビ。そのカーナビも捨てるときは注意しないといけないことがあることはご存知ですか?
『もう壊れてるから』
『こんな古いのどうにもならないよ』
いえいえ、その油断が怖いんです。今回はそのカーナビについて簡単にご紹介します。
1. カーナビを捨てるときにもっとも注意しないといけないこととは?
自分でできる方もいるとは思いますが、カーナビを取り外してその後どうしますか?
- 燃えないゴミで捨てる人
- 初カーナビだからなんとなくとっておく人
- 売る人
- 新しい車につける人
いろいろいるとは思います。もし手放すときあなたなら何を考えますか?
思いついた人もいると思いますが、答えは【中のデータ】です。
自宅、職場、恋人の家、友人の家など実は個人情報が住所つきでもれなく入っています。これらを消さないで捨てることは大変危険です。
電源が入らない。操作できない場合は買い換えるときに処分してもらうのが安全です。不用意に捨てないでくださいね。
2. 液晶が割れて見えない、操作ができない、電源が入らないなどの場合も注意が必要
電気に詳しい人間であれば電源が入らない、液晶割れ状態でもどうにかできる可能性が高いです。
中にHDDや記憶装置がある場合は自分で操作ができないからと安心しないで物理的破壊。つまりバラバラにして壊すなどの処理をしたほうが安全です。
3. 実際にはどうしたら安全なのか?
カーナビを手放す際一番お得なのはそのまま車と一緒に売ること。車の査定、買い替えであれば下取りのときに交渉して新しいカーナビをつけてもらうこともできるでしょう。
特に埋め込み式は車種、形により使える種類があるのでむだに取り外さないでそのまま売ります。車自体の価値も下がりますから。
ポータブル式のカーナビを後からつけた場合は取り外して新しい車で使うといいでしょう。もしくは【初期化】【手動で地道に全件削除】していくのもいいかと思います。
基本的に他人に任せるのは筆者は嫌いなので自分で消していくことをすすめます。特にポータブルでは物理的破壊も容易にできるので燃えないゴミで捨てる前にぜひ実践してみてください。
おわりに・・
いかがですか? カーナビとしての価値がなくなったから簡単に捨ててしまおうでは今の時代とても恐ろしいことになります。
- カーナビが古くても中のデータを狙う人間だっている。
- 電源が入らない、液晶が割れていてもデータを盗まれることがある。
- 中には個人情報が詰まっている。
- 自分で削除しないと誰かに見られる危険性がある。
カーナビ本体の価値がなくなってもこれだけの危険性が残っています。自分は大丈夫と思わないで個人情報が残っているものは確実に削除するよう心がけてくださいね。