食器洗浄機を買い替える! 寿命の見極め方や後悔しない選び方を解説!
「そろそろ食器洗浄機を買い替えたいけど、寿命はどれぐらいなのだろう」「食器洗浄機を選ぶポイントを知りたい」とお考えではありませんか? 食器洗浄機は使用頻度が高いこともあり、不具合が出やすいものです。とはいえ、決して安い価格ではないため、買い替えるとしても寿命を見極め、満足度の高いものを選びたいことでしょう。
そこで今回は、食器洗浄機の買い替えについて詳しく解説します。
- 食器洗浄機の寿命が近づくと見られる不具合は?
- 食器洗浄機の寿命はどれぐらい?
- 食器洗浄機を買い替える目安は?
- 不要になった食器洗浄機を処分する方法
- 新しい食器洗浄機を選ぶポイント
- 食器洗浄機の買い替えに関するよくある質問
この記事を読むことで、食器洗浄機を買い替えるときのポイントがよく分かります。食器洗浄機の買い替えを検討している方は、最後まで記事を読んでみてください。
1.食器洗浄機の寿命が近づくと見られる不具合は?
最初に、食器洗浄機の寿命が近づくとどんな不具合が見られるか、詳しくご紹介しましょう。
1-1.汚れ落ちが悪くなる
食器洗浄機の寿命が近づくと、汚れ落ちが悪くなります。経年などの理由により部品の劣化が進むと、洗浄力が落ちるからです。また、汚れが食器洗浄機の奥深くに入り込んだり取りづらくなったりすることも、汚れ落ちに影響を与えます。食器に汚れが残るようになった、洗浄に時間がかかるようになったという場合は、寿命が近づいていると判断してください。
1-2.異臭がする
食器洗浄機から異臭がする場合も、寿命が近づいている可能性があります。食器洗浄機をクリーニングしても異臭が残る場合は、汚れが奥深くに入り込んでしまっていることが考えられるでしょう。また、焦げるような臭いがする場合は、部品の劣化などによりショートしていることがあるので、特に注意が必要です。発火や感電の恐れがあることから、すぐに使用を中止してください。
1-3.使用中に異音がする
使用中に異音がするようになったら、食器洗浄機の寿命が近づいていると判断してください。食器洗浄機は、正常運転時にもある程度の動作音が発生します。しかし、明らかにいつもと異なる音がする場合は、何らかの不具合が原因のことが多いでしょう。たとえば、内部部品が劣化していることなどが考えられるため、早めの買い替えがおすすめです。
1-4.一部の機能が使えなくなる
食器洗浄機の寿命が近づくと、一部の機能が使えなくなることがあります。たとえば、操作パネルの基盤やセンサーが劣化することなどが原因です。基盤やセンサーの劣化が進むと、使えなくなる機能が増えることがあります。特に、主要機能が使えないと不便なので、寿命を迎えたと判断して買い替えるのがおすすめです。
1-5.水もれが見られる
食器洗浄機から水もれが見られたら、寿命が近づいていると判断してください。たとえば、給排水管からの水もれであれば、交換すれば解消することでしょう。しかし、食器洗浄機本体からの水もれが見られる場合は、寿命が近づいている証拠です。水もれしたまま使い続けると、漏電などの原因になるので注意してください。
1-6.突然止まってしまう
食器洗浄機の寿命が近づくと、突然止まってしまうことがあります。特にストップボタンを押していないのに突然止まってしまう、いきなり電源が落ちてしまうといった感じです。一時的な不具合であれば、リセットすることで直ることがあります。しかし、頻繁に突然止まってしまうのであれば、寿命が近づいていると判断しましょう。
2.食器洗浄機の寿命はどれぐらい?
食器洗浄機の寿命はどれぐらいか、詳しく見ていきましょう。
2-1.購入後10年程度が目安
食器洗浄機の寿命は、購入後10年程度が目安になります。実際に、多くの人が購入後10年程度で何らかの理由により買い替えていることからも、妥当といえるでしょう。なお、食器洗浄機の種類によっても寿命の目安が異なり、ビルトイン型よりも据え置き型のほうが早く寿命を迎える傾向があります。
2-2.使用方法や使用環境が大きく影響する
食器洗浄機の寿命は、使用方法や使用環境に大きく影響を受けます。購入後10年程度が寿命の目安というのは、あくまでもメーカーが想定した使用方法・使用環境を守っているケースです。たとえば、想定よりも頻繁に使用する、汚れのひどい食器を大量に洗浄し続ける、高温多湿になる場所に設置することなどは、食器洗浄機の寿命を縮める原因になります。
3.食器洗浄機を買い替える目安は?
食器洗浄機を買い替える目安について、詳しく見ていきましょう。
3-1.不具合が頻発するようになった
不具合が頻発するようになったら、食器洗浄機の買い替えを早めに検討しましょう。食器洗浄機の寿命が近づくと、この記事の「1.食器洗浄機の寿命が近づくと見られる不具合は?」でご紹介したような不具合が見られることがあります。食器洗浄機が寿命を迎える前に買い替えを検討することで、じっくり機種を選べるのもメリットです。
3-2.使用中の食器洗浄機に不満がある
使用中の食器洗浄機に不満がある場合は、買い替えを検討するとよいでしょう。動作音が大きい、容量が少ないなどの不満があると、ストレスがたまるものです。不満を抱えたまま使い続けるより、満足できる機種に買い替えたほうが多くのメリットがあります。それに、早めに買い替えれば、不要になった食器洗浄機を買取してもらえる可能性もあるでしょう。
3-3.キッチンをリフォームする
食器洗浄機は、キッチンをリフォームするタイミングで買い替えるのもおすすめです。キッチンをリフォームすると、現在使用中の食器洗浄機が使いづらくなることがあります。問題なく使うことができたとしても、デザインがマッチしないといったこともあるでしょう。食器洗浄機がまだ十分に使える状態であっても、キッチンのリフォームと同時に買い替えを検討することをおすすめします。
3-4.引っ越しする
引っ越しするタイミングで、食器洗浄機を買い替えるのもよいでしょう。特に、購入後数年以上経過している食器洗浄機は、部品の劣化が進んでいることから、引っ越し先で使える期間が短くなっています。また、食器洗浄機を取り外して引っ越し先に持っていく手間や労力がかかる、引っ越し先にきちんと収まるか確認するのが面倒などのデメリットもあるからです。
3-5.購入後10年が経過した
特に問題なく使うことができていても、購入後10年を経過したらし買い替えを検討するとよいでしょう。外観からは何も問題なく見えても、内部では部品の劣化が確実に進行しています。食器洗浄機の寿命は約10年と考えると、いつ故障してもおかしくないので、買い替えを検討するとよいでしょう。
4.不要になった食器洗浄機を処分する方法
不要になった食器洗浄機を処分する方法について、具体的に見ていきましょう。
4-1.自治体回収にゴミとして出す
不要になった食器洗浄機は、自治体回収にゴミとして出すことができます。食器洗浄機は大きさや重さがあることから、多くの自治体で粗大ゴミとして分類され、有料収集となるでしょう。不要になった食器洗浄機を自治体回収に粗大ゴミとして出す流れは、以下を参考にしてください。
- 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、食器洗浄機の収集を申し込む
- 自治体から受付番号・収集日時・収集場所・料金の指示を受ける
- コンビニなどで料金分の粗大ゴミ処理券を購入し、必要事項を記入する
- 記入済みの粗大ゴミ処理券を食器洗浄機の分かりやすい場所に貼り付ける
- 収集当日になったら、指定時間より前に収集場所へ食器洗浄機を出しておく
- 自治体が食器洗浄機を収集する
なお、食器洗浄機の収集費用は、1台に付き数百円程度が目安です。より詳しい内容は、自治体のホームページなどで確認してください。
4-2.知人などに譲る
まだキレイで十分に使える食器洗浄機は、知人などに譲る方法もあります。譲り受けてもらえることができれば、まだ使える食器洗浄機を廃棄せずに済み、有効活用してもらうことが可能です。まずは、食器洗浄機を譲り受けてもらえそうな知人などに連絡してみましょう。譲り先が決まったら、先方の希望をなるべく取り入れて、配送方法や配送日程などを話し合ってください。
4-3.販売店の下取りに出す
買い替えを伴う場合は、不要になった食器洗浄機を販売店の下取りに出せることがあります。販売店では、新規購入を促すために、不要になった食器洗浄機を下取りしてもらえることがあるからです。販売店の下取りを利用できれば、買い替えと同時に不要な食器洗浄機を処分できます。なお、販売店によっては、下取り可能な食器洗浄機のメーカーや機種を指定していることがあるので注意してください。また、下取りは新規購入者向けのサービスになるため、下取りだけで依頼することはほぼできません。
4-4.不用品回収業者に依頼する
不要になった食器洗浄機は、不用品回収業者に依頼して処分することも可能です。不用品回収業者に依頼すると、回収後の食器洗浄機を再販や再資源化などにより有効活用してもらえるほか、以下のようなメリットがあります。
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- 自分で集荷場所まで運搬する手間や時間を節約できる
- 状態のよいものは買取してもらえることがある
- 食器洗浄機以外の不用品も同時に処分してもらえる
なお、当関東家電リサイクル問屋でも、買い替えで不要になった食器洗浄機の処分実績が豊富にあります。まずは、お気軽にお問い合わせください。
4-5.買取に出す
不要になった食器洗浄機でも、まだ中古品として十分に使えるものは買取してもらえることがあります。買取してもらうことで、まだ使える食器洗浄機を廃棄処分せずに済み、新たな持ち主に有効活用してもらうことが可能です。食器洗浄機を買取に出すには、以下のような方法があります。
- 中古家電買取専門業者に売る
- リサイクルショップに売る
- 不用品回収業者に買取してもらう
- ネットオークションやフリマアプリに出品する
なお、上記のうち、不用品回収業者に買取してもらう方法なら、都合のよい日時と場所で回収してもらえます。また、万が一買取不可になった場合でもそのまま引き取り処分を依頼できて便利です。
5.新しい食器洗浄機を選ぶポイント
新しい食器洗浄機を選ぶには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
5-1.設置場所の条件に合う
新しい食器洗浄機を選ぶときは、設置場所の条件に合うことを確認してください。食器洗浄機の設置には、十分な設置スペースが必要です。また、給排水菅の接続がスムーズにできるか、コンセントの位置や種類は問題ないかなどについても確認しておきましょう。設置場所の条件に合うかよく分からない場合は、購入前に販売店へ相談してみることをおすすめします。
5-2.欲しい機能や性能がある
新しい食器洗浄機を選ぶ場合、欲しい機能や性能があるかも重要なポイントになります。価格の安さを重視して選んだために、肝心の欲しい機能が付いていないというのでは、不満が残って結局買い替えることになるケースもあるでしょう。また、家族が多いなどの理由で大量の食器を頻繁に洗浄したい場合は、高性能であることも外せません。
5-3.価格が予算内に収まる
価格が予算に収まることも、忘れずに確認しておきましょう。特に、高機能・高性能モデルになると、予算をあっさりオーバーしてしまうことがあります。なるべくいろいろなメーカー・機種を比較し、予算内で購入できるベストな食器洗浄機を探しましょう。なお、新製品にこだわらない場合は、旧製品を安く購入することを検討してみることがおすすめです。
5-4.デザインがよい
デザインがよいことも、食器洗浄機を選ぶポイントの一つです。特に、据え置き型の食器洗浄機は、キッチンに置いて違和感なくなじむかどうかを重視しましょう。食器洗浄機のデザインは、性能や機能に直接影響を与えることはありません。しかし、毎日目にするものであり、購入後の満足度にも大きく影響することから、よく考えて選ぶことが大切です。
5-5.クリーニングやメンテナンスが簡単
食器洗浄機を選ぶときは、クリーニングやメンテナンスが簡単なことも忘れずにチェックしておきましょう。食器洗浄機は汚れが付着しやすく、定期的なクリーニングやメンテナンスが必要です。クリーニングやメンテナンスが簡単にできる機種なら、常にキレイな状態を維持でき、気持ちよく使うことができます。食器洗浄機を長く快適に使うためにも、重要なポイントです。
6.食器洗浄機の買い替えに関するよくある質問
最後に、食器洗浄機の買い替えに関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.食器洗浄機が安く買えるタイミングは?
A.以下のようなタイミングです。
- 業者の決算期(3月もしくは9月が多い)
- ボーナス時期(6~7月および12月)
上記のほかにも、新製品が発売されるタイミングで旧製品が「型落ち品」として安く買えることがあります。
Q.賃貸物件に備え付けてある食器洗浄機に不具合がある場合は?
A.賃貸物件に備え付けてある食器洗浄機は、貸し主の持ちものになります。したがって、不具合などで正常に使えない場合は、貸し主に相談してください。貸し主がチェックして交換が適切だと判断した場合は、買い替えてもらえることでしょう。なお、貸し主に無断で買い替えると、契約違反と見なされることがあるので注意してください。
Q.食器洗浄機を買い替える際、将来買取に出すことを考えて選ぶべきか?
A.確かに、将来買取に出すことを考えて選ぶのも、一つの方法でしょう。しかし、中古市場で人気の高い機種が自分にとってベストな機種とは限りません。あくまでも、自分が希望する条件を満たしていることを重視して選ぶことがおすすめです。
Q.中古の食器洗浄機はどんな人に需要がある?
A.たとえば、食器洗浄機を使ってみたいけど新品では高価で手が出ないといった人に需要があります。特に、人気メーカー品の食器洗浄機は、高価な機種を中心に中古需要が安定しているのが特徴です。
Q.食器洗浄機の査定金額に納得できない場合は?
A.業者に査定理由を説明してもらいましょう。査定時に不具合が見つかったなどの理由で、低い金額を提示されていることがあります。なお、業者が査定理由を説明してくれない、業者から査定理由を聞いても納得できないといった場合は、買取依頼を取り下げても構いません。
まとめ
今回は、食器洗浄機の買い替えについて詳しく解説しました。食器洗浄機は、購入後10年程度で寿命を迎えます。汚れ落ちが悪くなった、異臭がする、水もれが見られるなどの症状が見られたら、寿命が近づいていると判断して早めに買い替えるとよいでしょう。なお、買い替えで不要になった食器洗浄機は、自治体回収に粗大ゴミとして出す以外にも、さまざまな処分方法があります。中でも、信頼できる不用品回収業者に処分を依頼すると、都合のよい日時と場所で回収してもらえるなど、多くのメリットがあっておすすめです。当関東家電リサイクル問屋でも、買い替えで不要になった食器洗浄機の処分をお受けしています。状態のよいものは買取もしていますので、お気軽にお問い合わせください。