DVDプレーヤーの捨て方を解説！ 捨てる前の注意点やお得に処分するコツ
「DVDプレーヤーはどのように捨てればいいのか」「まだ使えるのに捨てるのはもったいない……」など、DVDプレーヤーの捨て方で悩んでいる方は多いでしょう。使わなくなったDVDプレーヤーをそのまま持っておくわけにもいかないので、速やかに処分しなければなりませんよね。
そこで、本記事では、DVDプレーヤーの捨て方や注意点などについて解説します。
- DVDプレーヤーは何ゴミに分類されるの？
- DVDプレーヤーを捨てる前の注意点
- DVDプレーヤーを自治体の回収に出す方法
- 自治体以外のDVDプレーヤー処分方法
- DVDプレーヤーの捨て方に関してよくある質問
この記事を読むことで、DVDプレーヤーをスムーズに処分するポイントや事前にやるべきことが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1．DVDプレーヤーは何ゴミに分類されるの？
まずは、DVDプレーヤーは何ゴミに分類されるのか、基本情報をチェックしておきましょう。
1-1．ほとんどの自治体では粗大ゴミ
自治体によってゴミの分類は異なりますが、粗大ゴミになるケースがほとんどです。一般的に、一辺30cm以上のものが粗大ゴミ扱いになるでしょう。DVDプレーヤーはほとんどが一辺30cm以上なので、自治体回収で処分する場合は粗大ゴミとして捨てることになります。なお、粗大ゴミは可燃ゴミや不燃ゴミとは処分方法が異なるため、ゴミ捨て場に持っていっても回収してもらえません。処分方法やゴミの分類は自治体ごとで決められているので、事前にホームページや掲示板等で確認しておきましょう。
1-2．小型家電リサイクル法に基づいた処分
自治体の中には、小型家電リサイクル法に基づく捨て方を推奨しているところがあります。小型家電リサイクル法とは、30cm角以内に収まる小型家電を回収し資源を再利用することを目的とした法律です。小型のDVDプレーヤーやゲーム機・電子辞書・スマートフォンなどが対象になるでしょう。公共施設や家電量販店に設置されている小型家電回収ボックスに投かんするだけで捨てることができます。詳細については、小型家電リサイクル回収ポータルサイトを確認してください。
2．DVDプレーヤーを捨てる前の注意点
ここでは、DVDプレーヤーを捨てる前の注意点をいくつか紹介します。
2-1．買い換えの場合は下取りに出せることも
家電量販店や販売店などによっては、古くなったDVDプレーヤーの下取りを行っているところがあります。まだ使える状態なのに廃棄するのは、とてももったいないことですよね。だからこそ、処分前にDVDプレーヤーの状態を必ずチェックしておきましょう。正常に使用できる状態であれば、下取りに出すことができなくても買取専門店やリサイクルショップに売却することもできます。
2-2．データを削除する
DVDプレーヤーの中には、録画したものを保存したり、ファイルがそのまま記録されていたりするものがあります。処分前は、それらのデータを削除することが大切です。削除しなければ、データが外部に流出してしまい悪用される恐れがあります。個人情報を外部に漏（も）らしたくない方や不安な方は、処分前にきちんと削除しておきましょう。削除方法や具体的な手順は、取扱説明書に記載されているので確認してください。
2-3．処分前にB-CASカードを抜く
B-CASカードと呼ばれるものが挿入されている場合、処分前に必ず抜き取っておかなければなりません。主に、テレビの横やDVDプレーヤーなどに挿入されている赤または青のカードです。B-CASカードはテレビ放送を利用するために必要なカードですが、慎重な取り扱いが必要となります。処分時にはB-CASカードを抜き取って自分で管理するか、カスタマーサポートセンターに問い合わせて相談してください。一般的なものであれば、裏側のチップ部分に傷を入れて廃棄することになります。
3．DVDプレーヤーを自治体の回収に出す方法
それでは、DVDプレーヤーを自治体の回収に出す方法とポイントを解説します。
3-1．粗大ゴミとして処分する
前述したように、DVDプレーヤーは多くの自治体で粗大ゴミとして捨てることができます。まずは、処分したいDVDプレーヤーのサイズが一辺30cm以上あるか確認してください。自治体によっては粗大ゴミとなるサイズが異なるケースもあるため、事前にホームページ等で確認することをおすすめします。また、粗大ゴミとして処分する場合、事前の申し込みが必要になるところもあるので要注意です。ホームページまたは電話からの申し込みから処分までの大まかな流れは以下のとおりとなります。
- ホームページまたは電話で事前申し込みをする
- 近くのコンビニまたはスーパーなどで粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券を分かりやすいところに貼る
- 回収日までに回収指定場所へ持ち運ぶ
DVDプレーヤーのサイズによって異なりますが、200～500円程度で処分できます。また、直接ゴミ処理センターに持ち運ぶ方法もあるので、具体的な方法に関しては自治体のホームページを確認してください。
3-2．小型家電ボックスに投かんする
小型家電リサイクル法に基づいて処分する場合、粗大ゴミとして捨てる方法とは異なります。前述したように、家電量販店や公共施設に設置されている小型回収ボックスに投かんする方法で捨てることになるでしょう。投かん口に入る大きさであれば、処分費用をかけずに捨てることができます。また、自治体によっては、町のイベント等で回収を行っているところもあるのでホームページ等をチェックしてみるといいでしょう。
3-3．不燃ゴミとして捨てるのはおすすめしない
DVDプレーヤーの処分を検討している方の中には、「分解すれば不燃ゴミとして捨てることができるのでは……」と考えている方がいるでしょう。確かに、分解することでサイズが小さくなりますし、金属類または不燃ゴミとして処分できるかもしれません。けれども、DVDプレーヤーを分解するのは手間と時間がかかるほか、破片でケガをする恐れもあります。素人が分解するのは危険なので、おすすめしません。
4．自治体以外のDVDプレーヤー処分方法
ここでは、自治体以外のDVDプレーヤー処分方法を解説します。
4-1．家電量販店などで引き取ってもらう
自治体以外の処分方法としては、家電量販店に引き取ってもらう方法があります。特に、新しいDVDプレーヤーやブルーレイレコーダーの購入を検討している方は、買い換えとして古いものを無料で引き取ってもらえる可能性があるでしょう。家電量販店や販売店の中には、下取りサービスを行っているところもありますが、ごく稀（まれ）です。引き取ってくれるのか・下取りをやっているのかだけでなく、いくらぐらいで引き取ってくれるのか費用も確認しておきましょう。
4-2．買取専門店やリサイクルショップで売却する
まだ使用できる状態であれば、買取専門店やリサイクルショップで売却できる可能性もあります。「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と感じている方は、1度査定を依頼してみるといいでしょう。もしかしたら、いい値段で売れるかもしれません。状態がいいのはもちろん、中古市場でも需要がある人気メーカーや発売されたばかりの機種は高値がつきやすく、買取専門店で売れる可能性があります。買取専門店で売れなかったものでも、幅広いジャンルの査定を行っているリサイクルショップで売れることもあるでしょう。
4-3．不用品回収業者に依頼する
DVDレコーダー以外にも処分したいものがある・大量の不用品をまとめて処分したいと思っている方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。ほとんどの不用品回収業者では、出張回収を行っています。自分たちで運んだり搬出したりする必要がないため、スムーズな処分が可能でしょう。重い不用品でもプロのスタッフが運び出してくれるので安心です。また、回収業者の中には買取サービスを行っているところもあります。買取と処分が同時に利用できるので、たとえ買取不可になったとしても処分してもらえるのが大きなメリットです。ただし、「見積書にはない追加料金を請求された」など、悪徳業者とのトラブルが続出しているので、回収業者選びには十分に注意しなければなりません。
4-4．業者選びにおける注意点
買取業者や回収業者を選ぶ際は、悪徳業者に注意しなければなりません。どの業者に依頼すべきか分からなくなったときは、以下のポイントに注目してください。
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
- 古物商や産業廃棄物収集などの許可を取得しているか
- 実際に利用した人の口コミや評判がいいか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- どのような質問をしても分かりやすく答えてくれるか
不用品の買取と回収を行っている関東家電リサイクル問屋では、高価買取と格安回収が可能です。DVDプレーヤーといった機器類も扱っているので、ぜひ1度ご相談ください。
5．DVDプレーヤーの捨て方に関してよくある質問
DVDプレーヤーの捨て方に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q．自治体以外で費用をかけずに処分するコツは？
A．まだ使える状態であれば、周囲に欲しがっている人がいないか尋ねることです。もしかしたら、DVDプレーヤーを欲しがっている人がいるかもしれません。欲しがっている人に譲ることができれば、処分費用をかけることなく処分できます。お金がかからないのはもちろん、必要としている人のもとで使ってもらえるなら気持ちよく手放せるでしょう。
Q．どんなDVDプレーヤーが高く売れるのか？
A．発売されたばかりで新機能がついているDVDプレーヤーは高価買取が期待できます。特に、パナソニック・ソニー・山善といった国内の人気メーカーは高く売れるでしょう。最近では、気軽に持ち運べるポータブルサイズや高画質のDVDプレーヤーなどに人気が集まっています。中古市場でも人気が高いものは高価買取が期待できるため、事前にどんなDVDプレーヤーが人気なのかチェックしてみるといいでしょう。
Q．高価買取のポイントは？
A．できるだけ、DVDプレーヤーを高く売りたい方は、取扱説明書・リモコン・コードなどの付属品を一式そろえてください。付属品があるのとないのとでは、買取価格に大きな差が生まれます。付属品がすべてそろっている状態が理想です。また、きれいにすることも高価買取のポイントといえるでしょう。発売当時の状態にすればするほど、買取額はアップすると思ってください。
Q．回収費用を最小限に抑えるコツは？
A．DVDプレーヤーだけでなく、ほかにも処分したいものがあれば、まとめて不用品回収を依頼することです。1点ずつ回収を依頼するのではなく、まとめて依頼することで費用が安くなる可能性があります。また、買取サービスも行っている回収業者に依頼すれば、不用品の中から価値があるものを買い取ってもらえるかもしれません。買い取ってもらえるものが多くなればなるほど、処分費用を浮かせることができます。
Q．無料回収業者には依頼しないほうがいいのか？
A．無料回収業者とのトラブルが相次いでいるので、安易に依頼しないほうがいいでしょう。たとえば、「無料といっていたのに後で高額な費用を請求された」などです。特に、街中をトラックでまわっている無料回収業者は、実店舗を持っていない可能性が高いでしょう。後になって連絡を取ろうとしても、連絡が取れないケースが多いので注意が必要です。無料回収業者よりも、適切な費用で回収し正しく処分してくれる業者に依頼したほうが安全といえます。
まとめ
DVDプレーヤーは多くの自治体で粗大ゴミに分類されます。一辺が30cm以内のコンパクトサイズであれば、家電リサイクル法に基づいて処分することになるかもしれません。まずは、自治体のホームページや掲示板等でゴミの分類や処分ルールを確認することが大切です。ほかにも処分したい不用品があったり、すぐに処分したかったりする場合は、買取サービスも行っている不用品回収業者に依頼することをおすすめします。買い取ってもらえるものがあれば、処分費用の節約につながるでしょう。
