家電を売りたい人は必見! 絶対損しない&簡単に売るコツを詳しく!
「不要になった家電を売りたいが、できるだけ損をしない方法はないか」「家電を高く売るポイントや方法を詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 買い替えなどで不要になった家電を売りたくても、損をするのは避けたいですよね。それに、家電は大きさや重量があるので、なるべく簡単に売る方法を知りたいことでしょう。
そこで今回は、家電を売りたいときに知っておくべきことを詳しく解説します。
- 高く売れる家電のポイントは?
- 家電の買取相場を知っておこう
- 買取対象にならない家電の特徴は?
- 家電を買取に出す前に確認すべきポイント
- 家電を買取に出す方法
- 信頼できる買取業者を選ぶポイント
- 家電を売りたいときによくある質問
この記事を読むことで、家電を高く売るポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.高く売れる家電のポイントは?
最初に、高く売れる家電のポイントについて見ていきましょう。
1-1.人気メーカー品
人気メーカー品の家電は中古市場での需要が安定しているため、高く売ることができます。特に、以下のようなメーカーの家電は高額査定が期待できるでしょう。
- パナソニック
- 東芝
- 日立
- 三菱電機
- シャープ
- タイガー
- 象印
- ダイソン
- デロンギ
1-2.年式が新しくて使用感が少ない
年式が新しくて使用感が少ない家電も、高く売れることでしょう。年式が新しい家電は高性能で使い勝手がよく、使用感が少ないことで多くの人から引き合いがあるからです。比較的年式が新しい家電でも、使用感があると買い手が付きにいことから、査定金額が大幅に下がることもあります。
1-3.不具合や故障がない
家電を買取してもらうときに、不具合や故障がないことは重要なポイントになります。中古品として再販する場合は、そのままの状態で使えることが前提になるからです。一部の高級家電は、軽い不具合なら業者での修理を前提に買取してもらえることもあります。ただし、業者にもよるので事前に確認しておくとよいでしょう。
1-4.外観に目立つ汚れ・破損・ひどい臭いがない
外観に目立つ汚れや破損・ひどい臭いがない家電は、買取してもらえる可能性が高いでしょう。中古家電であっても、外観がキレイなほうが圧倒的に需要があり、高く売れます。外箱や付属品もキレイなままであれば、さらに高額買取が期待できるでしょう。
1-5.購入時の付属品がそろっている
購入時の付属品がそろっていることも、買取対象となる家電の条件です。外箱や保証書・使用説明書なども忘れずに添付しましょう。査定時には、主要付属品が欠品していないことが重要なポイントになります。主要付属品以外のものが欠品している場合は、買取可能になることが多いものの、マイナス査定になるので注意してください。
2.家電の買取相場を知っておこう
家電の買取相場を主な種類ごとに見ていきましょう。
2-1.テレビ
テレビの買取相場は、新品の5~20%程度になります。テレビは、液晶画面が早く寿命を迎えるため、年式が新しく使用感が少ないものほど高く売ることが可能です。なお、ブラウン管テレビは国内需要がほぼないため、多くの業者で買取価格が付きません。ただし、海外への販路を持つ業者では、買取可能なケースもあります。
2-2.冷蔵庫
冷蔵庫の買取相場は、新品の5~15%程度が相場です。高額査定が出やすいのは、500L以上の大容量で高額モデルになります。また、省エネモデルや自動製氷機能付きのモデルも人気が高く、高額査定が出やすいでしょう。冷蔵庫は、パナソニックや日立といった国内メーカー品が特に査定で有利なのも特徴です。
2-3.洗濯機
洗濯機は、新品の10~20%程度が買取相場の目安です。特に、ドラム式の高性能機種は、条件によって1台数万円以上の価格が付くこともあります。なお、二槽式洗濯機も根強い中古需要があるため、状態のよいものは高額査定も期待できるでしょう。洗濯機は故障しやすい家電でもあるので査定時のチェックが厳しく、年式が新しくて比較的キレイな機種でも、場合によっては査定金額が大幅に下がることがあります。
2-4.エアコン
エアコンの買取相場は、新品の10~20%程度です。容量が大きなものほど金額が高くなり、20畳以上対応可能なもので条件がそろえば、1台10万円程度で買取になることもあります。なお、エアコンは買取時に取り外しが必要になることから、別途取り外し費用が必要になるのが一般的なので注意しましょう。買取価格と取り外し費用を相殺した金額で検討することが大切です。
2-5.掃除機
掃除機の買取相場は、新品の5~15%程度が一般的です。人気メーカー品で新品が1台数万円以上の高級機種では、買取価格が2万円程度になることもあります。また、2台目用としてハンディータイプの掃除機も中古人気がありますが、元値が安いものは1台千円に満たないケースも多いでしょう。
2-6.電子レンジ
電子レンジの買取相場は、新品の5~15%程度を目安にしてください。特に高額査定が期待できるのは、スチームオーブンレンジなどの高級機種です。人気メーカー品で状態がよいものは、1台3~5万円程度で買取になることもあります。一方、普及型の電子レンジは、元値が新品でも1~3万円程度と安いため、状態のよいものであっても数百~数千円程度になることが多いでしょう。
2-7.炊飯器
炊飯器の買取相場は、新品の5~15%程度です。炊飯器も調理家電なので、ほぼ未使用で使用感が少ないことが高額査定の条件になります。特に1台数万円以上の高級炊飯器は、状態のよいものを中心に中古人気が高いため、買取も盛んです。条件とタイミングによっては、新品価格の30%程度で買取になることもあります。
3.買取対象にならない家電の特徴は?
買取対象にならない家電の特徴を詳しく見ていきましょう。
3-1.無名メーカーや不人気メーカー
無名メーカーや不人気メーカーの家電は、ほぼ新品で状態がよくても買取対象にならないことが多く見られます。無名メーカーや不人気メーカーの家電は、中古市場で人気がないことから、買取しても不良在庫になりやすいからです。もしも買取可能であっても、ほとんど価格が付かないことでしょう。
3-2.不具合や故障がある
不具合や故障がある家電は、買取対象から外れます。業者では、家電を買取後、中古家電として再販して利益を得ているからです。不具合や故障がある家電では、訳あり品になってしまうため、なかなか売れません。売ることができても、相場より相当低い価格になるため、十分な利益が確保できなくなります。したがって、査定時に不具合や故障が見つかると、ほぼ買取不可となるのです。
3-3.主要付属品が欠品している
主要付属品が欠品している家電は、買取不可になることがあります。特に、電源ケーブルやACアダプターなどがないと、難しいでしょう。また、付属品が欠品することで、家電を正常に使用できない場合も買取不可となります。たとえば、炊飯器の内がまや電子レンジの内皿などです。さらに、テレビのリモコンなど、付属品の欠品により快適な操作性が失われる場合も買取不可になることがあるので注意しましょう。
3-4.汚れや傷など目立つ
汚れや傷などが目立つ家電も、買取対象外になりやすいでしょう。通常の使用に影響がなくても、汚れや傷があるものは中古市場での需要が低いからです。特に、調理家電では、汚れや傷が目立つだけとほぼ買取不可になります。また、破損やひどい臭いも同様の理由で買取不可になることがあるでしょう。
3-5.元値が安い
ほぼ新品に近くて状態のよい家電でも、元値が数千円以下と安い場合は買取価格が付かないことがあります。元値が安い家電は、新品で購入してもほとんど差額がないことから、中古人気が低いからです。業者としても査定の手間をかけた割には利益が少ないことから、買取不可とするケースが多く見られます。
4.家電を買取に出す前に確認すべきポイント
家電を買取に出す前には、いくつか確認すべきポイントがあります。
4-1.汚れをキレイに掃除したか
家電を買取に出す前に、汚れをキレイに掃除したか確認しておきましょう。家電が汚れたままかきちんと掃除してあるかで、査定金額に大きな差が出ることがあります。汚れをキレイに掃除しておけば、業者の手間が省けるだけでなく、印象がよくなるので査定金額が高く付きやすいからです。ただし、自己流で掃除すると不具合や故障の原因になったり外観に傷が付いたりするので注意しましょう。家電の使用説明書などを参考にして、丁寧に掃除してください。
4-2.購入時の付属品はそろっているか
購入時の付属品はそろっているか、確認してください。使用説明書などを参考にして、購入時の付属品をなるべくそろえておくことが大切です。なくしたと思っていても、タンスの引き出しなどから出てくることもあるので、よく探してみてください。保証書や外箱なども、メーカー正規品である証拠として重要な意味を持つので、ある場合は忘れずに添付しておきましょう。
4-3.不具合や故障はないか
家電を買取に出す前に、不具合や故障はないかチェックしておきましょう。チェックせず査定に出した結果、業者側で不具合や故障が発見されて買取不可になることもあります。事前にチェックしておけば、少なくとも査定時に指摘される可能性は少なくなるでしょう。ただし、すべての機能をチェックするのは不可能なので、よく使う機能に絞って確認しておくことをおすすめします。
4-4.回収方法をどうするか
家電を買取に出す前に、回収方法をどうするかもチェックしてください。家電は大きさや重量があるものが多いので、自分で業者の店頭に持ち込むことが困難な場合もあります。特に、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンといった大型家電を自分で持ち込んだり発送したりするのは大変です。たとえば、業者によっては都合のよい場所や日時を指定して回収してもらうことも可能なので、検討してみるとよいでしょう。
4-5.信頼できる買取業者か
家電の買取を依頼するときは、信頼できる買取業者がチェックすることが大切です。具体的には、この記事の「6.信頼できる買取業者を選ぶポイント」を参考にしてください。悪質業者に依頼してしまうと、不当に安い査定金額を提示される、回収日時を守ってくれないなどのトラブルに巻き込まれることがあります。家電の買取を安心して依頼するためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
5.家電を買取に出す方法
家電を買取に出す主な方法を詳しくご紹介しましょう。
5-1.中古家電買取専門業者に売る
不要になった家電は、中古家電買取専門業者に売ることができます。中古家電買取専門業者では、家電の取り扱い範囲が広く、リサイクルショップなどと比較して多くの種類を買取してもらいやすいのがメリットです。また、豊富な専門知識により適正な査定をしてもらえるのも特徴といえます。ただし、豊富な知識があることで、細かなポイントまで厳しく査定されることもあるでしょう。また、買取不可になった場合は、引き取り処分も依頼できないので注意してください。
5-2.リサイクルショップに売る
リサイクルショップでも、不要になった家電を買取してもらえます。買取を希望するときは、店頭持ち込みなどの方法で査定を受けてみてください。買取可能で提示金額に問題がなければ、そのまま家電を引き渡して代金を受け取りましょう。なお、個人店の多くは店頭持ち込みだけに対応ししています。洗濯機や冷蔵庫などの大型家電の買取を希望するときは、自分の車を使って運ぶ必要があり、とても大変です。また、リサイクルショップも買取専門なので、買取不可の場合は引き取り処分も依頼できません。
5-3.不用品回収業者に買取を依頼する
不用品回収業者に依頼して家電を買取してもらうこともできます。特に、家電の買取を強化している業者に依頼することがおすすめです。買取を希望するときは、業者に査定を依頼してください。買取可能で提示金額に納得できる場合は、正式に依頼しましょう。不用品回収業者では、都合のよい日時や場所を指定して回収してもらえ、買取不可になった場合でもそのまま引き取り処分を依頼できて便利です。ただし、引き取り処分になった場合は、別途回収費用が必要になることがあるので確認しておきましょう。
5-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリに出品して家電を売ることもできます。自分が売りたい価格を設定できたり、リサイクルショップなどで買取不可になったものでも出品できたりするのがメリットです。ただし、大型家電はこん包や配送が大変で、配送料も高く付きます。また、クレームや支払い遅延などの対応を自分で行う必要がある、タイミングによってはなかなか落札されないなどのデメリットも多く、上級者向けの方法といえるでしょう。
6.信頼できる買取業者を選ぶポイント
家電の買取は、信頼できる業者に依頼することが基本です。どんなポイントで業者を選ぶべきか詳しくご紹介します。
6-1.家電の買取実績が豊富にある
家電の買取実績が豊富にある業者を選びましょう。買取実績が豊富にあることは、多くの顧客から信頼されている証拠の一つと判断できるからです。また、さまざまな種類や状態の家電を査定していることから、安心して依頼することができるでしょう。なお、当関東家電リサイクル問屋でも、家電の買取を数多くお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
6-2.できるだけ高額査定を出している
できるだけ高額査定を出していることも、信頼できる買取業者の条件といえます。依頼者の立場としては、できるだけ高額査定を出してくれる業者に買取してもらいたいものです。目先の利益だけを考えて査定金額を低く見積もっても、依頼者から正式に買取を依頼されなければ、無駄になります。その点、できるだけ高額査定を出していれば、多くが正式買取になるので、結果的に自社の利益につながるのです。依頼者と業者の両方にメリットがあることを理解しているといえるでしょう。
6-3.査定は無料
信頼できる買取業者は、多くの場合で査定が無料です。査定を無料で行うことで、よりたくさんの人に買取を検討してもらうことができます。査定も手間がかかりますから、本来なら業者も有料にしたいところです。しかし、あえて無料にすることで査定のハードルを下げれば、結果的に多くの正式依頼に結び付くことを知っています。一方、利益だけを追求する業者は、簡単な査定だけでも数千円の費用を請求してくることがあるので注意しましょう。査定が有料になる業者は、不当に低い査定金額を提示したり、態度が悪かったりなど何かとトラブルになりやすいことからも、おすすめしません。
6-4.都合のよい回収方法を選べる
家電の買取業者を選ぶときは、都合のよい回収方法を選べることも重視してください。たとえば、買取価格がほかの業者より高くても、店頭持ち込みが条件となっている場合は注意が必要です。家電の種類によっては、業者の店頭に持ち込むために大変な手間がかかり、時間も労力も使います。その点、都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえれば負担がかかりません。
6-5.買取不可でも引き取り処分を依頼できる
家電の引き取り処分も依頼できる業者を選ぶと、何かと便利です。家電の買取を依頼しても、査定の結果、残念ながら買取不可となることもあります。しかし、そのまま引き取り処分を依頼できれば二度手間になりません。ただし、業者が引き取り後の家電をきちんと再資源化しているかチェックしておく必要があります。悪質業者に家電を引き渡してしまうと、不法投棄されるなどのリスクがあるので注意してください。
6-6.スタッフが親切で顧客からの評判がよい
スタッフが親切で顧客からの評判がよいことも、信頼できる業者の特徴です。スタッフの教育が行き届いており、言葉遣いや態度が丁寧なら、終始気持ちよく取り引きできます。また、質問に対しても親切に回答してもらえるので安心です。スタッフが親切な業者は、顧客からの評判もよく次々に仕事が舞い込むので、査定を依頼するだけでも余裕を持って接してもらえるのもメリットでしょう。
6-7.古物商許可を取得済み
家電の買取を依頼するときは、古物商許可を取得済みであることを必ず確認してください。業務として家電を買取する場合、古物商許可が必要です。古物商許可の有無は、業者のホームページなどで確認できます。もしくは、取得済みかどうか直接問い合わせみてください。古物商許可が未取得の場合は、家電の買取が不法行為になるため、取り引きしてはいけません。
7.家電を売りたいときによくある質問
最後に、家電を売りたいときに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.中古家電の需要が高まる時期は?
A.以下を参考にしてください。
- 3~4月の新入学・就職シーズン
- 3月および9月前後の引っ越しシーズン
- 6~7月および12月のボーナスシーズン
タイミングを待てるのなら、中古需要が高まる直前に買取に出すのもおすすめです。
Q.買い替えを伴う場合は家電量販店に下取りしてもらうべきか?
A.たとえば、不具合や故障があるなどにより業者で買取してもらえない家電なら、下取りに出したほうがよい場合があります。しかし、まだ十分に使える家電で状態のよいものは、そのほかの方法で買取に出すほうがお得なことが多いでしょう。
Q.複数の業者に査定を依頼しても問題ない?
A.問題ありません。複数の業者に査定を依頼すると、査定金額や業者の対応などを比較することができます。この記事を参考にして信頼できる業者2~3社に絞って依頼するとよいでしょう。
Q.業者が提示した査定金額に納得できないのですが?
A.まずは、業者に査定理由を説明してもらいましょう。正当な理由があるのなら、相場として受け入れることも必要です。なお、業者がきちんと説明してくれない、査定理由を聞いても納得できないといった場合は、改めてほかの業者に査定を依頼しても構いません。
Q.複数の家電を同時に売るメリットは?
A.以下のようなメリットがあります。
- 買取に出す手間が1回で済む
- まとめて買取に出すと査定金額がアップすることがある
なお、不用品回収業者に依頼した場合で買取不可になり、そのまま引き取り処分を依頼する場合は、回収費用がかかることがあります。しかし、買取になる家電がほかにあれば、回収費用と買取代金を相殺できるのもメリットです。
まとめ
今回は、家電を売りたいときのポイントについて詳しく解説しました。家電をなるべく高く売りたいのなら、きちんと掃除をしておく、付属品をそろえておくなどの準備を整えておくことがポイントです。また、家電の買取相場を把握しておき、高く買取してもらえる業者に依頼するとよいでしょう。なお、安心して家電の買取を依頼するには、信頼できる業者を選ぶことが大切です。この記事を参考に信頼できる業者を選び、家電の買取を相談してみてください。