ダンボール処分で困る!大量に出たときこそ知ってきたい捨て方!
いまやネットで気軽に注文できる通販が流行っていますね。
家にいながら簡単に注文できる便利さから中毒者もでているようでかなり利用されていることはうかがえます。
そして、通販では必ず必要になるのが「ダンボール」。
このダンボールは燃えるのですが、燃えるゴミで処分できない場所もあるんです。
ゴミで出せない?
と考えてしまった方、ぜひ、読んでいってください。
目次
- ダンボールは何ゴミなのか?
- ダンボールを市のゴミに捨てる場合
- 引越しで使ったダンボールの処分
- ダンボールをお金に換えたい
- ダンボールの処分を不用品回収業者に頼むと
- ダンボールを売ったリアルな意見
以上の6点をご紹介していきます。
1.ダンボールは何ゴミなのか?
1-1.ダンボールは燃やせるゴミで捨てられない
ダンボールは、「燃えるゴミ」として捨てることができません。
では、どうやって捨てるのでしょうか?ダンボールは「資源ゴミ」となります。
ダンボールは再利用価値が高く、ただ燃やしてしまうのではなくもう一度溶かして再度「紙」としてリサイクルされます。牛乳パックとかと同じですね。でも、何でもかんでもリサイクルではなく、「綺麗なダンボール」ではないといけません。宅配ピザのダンボールや、水でグショグショに濡れているものなど、リサイクルに適さないものがあります。
通販や家電が入っていた箱等、綺麗なダンボールは燃えるゴミでは捨てられないので注意が必要です。
1-2.リサイクルを進める理由
簡単に、紙、ダンボールは木材から出来ています。紙を使い続けていけば、先に木材がなくなります。理科の授業や社会の授業で習ったとおり、温暖化の原因になりますね。
木が私たちの生活に使えるようになるまでに、50年から100年の年月がかかります。
ちなみに、1本の木から作れる紙はどのくらいか知っていますか?
A4のコピー用紙、13,000枚です。たったの。
ホームセンターで売っているコピー用紙26束が、約50年以上の歳月を生きた木から作られています。
毎日、どれだけの紙が廃棄されていくのでしょうか。
世界中で植えられている木がなくなるの方が圧倒的に早いのです。
1-3.不法投棄した場合
国の管轄になっています。不法投棄は重罪です。
廃棄物を不法投棄した者や、その未遂行為をした者は、5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金、又はこの両方の罰則を受けることがあります。(法人に対しては3億円以下の罰金)
また、不法投棄する目的で廃棄物を収集、運搬した者は、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、又はこの両方の罰則を受けることがあります。
と、明記されています。ダンボールは溶けてボロボロになり捨てるのも大変になりますし、付着物によっては土壌も汚染します。
そして、知らない方が多いですがある国の機関が調べた結果、「不法投棄されたものに付着している微生物、ミクロ単位の付着物」を機関が管理されている標本と合わせていけば高い確率で、日本のどこの地域から来たものか、都道府県単位で簡単に絞れるようです。
これは、ある講習で聞きましたので間違いないかと思います。
ダンボールに付着しているなにかですぐにバレます。ので、不法投棄はやめましょう。まぁ、重大な事件にならない限りそこまではされないのですが。
1-4.まとめてダンボールを片付けたい
家の片付けなどでまとめてダンボールを捨てたい場合はどうなるのでしょうか?
枚数にもよりますが、何十枚もあって明らかに多い場合は資源ゴミでは回収されない可能性があります。
その理由は、一方的な自治体の理由によるものです。
「一般的に家庭から出るごみの量があるので、それをオーバーしたら回収はしない」
との答えがありました。その「量」についても問いただしても不明確。
では、どうしろというのか。
- 自分で環境センターへ持っていく
- 不用品回収業者に依頼する
- ちまちま少しづつ捨てる
この3つが考えられます。
2.ダンボールを市のゴミに捨てる場合
2-1.古紙回収で捨てる場合
ダンボールを資源ゴミ、資源回収などで捨てる場合はどうなるのでしょうか。
ダンボールの他にも「古紙」といわれる紙があります。雑誌とかですね。
地域にもよりますが、古紙回収を住民に促している地域もあります。
まぁ、ただではなく、報酬が出るので彼らは休みの日の朝からやっているようです。
燃えるゴミ、資源ゴミ、さらに古紙回収があります。
ただ、古紙回収は片田舎に多いイメージなので、都会に住んでいる、アパートに住んでいる場合は厳しいかもしれませんね。
2-2.捨て方
燃えるゴミで捨てるような汚いダンボールは、燃えるゴミの日に袋に入れて捨てれば終わりです。
ダンボールを資源ゴミの日に捨てる場合はまとめて縛らないといけません。そして、潰して小さくします。
雨の日などは出し方が変わるところもあるので、捨てる前に雨の日の捨て方を見ておくと朝困らないでしょう。
古紙回収の場合は、捨て方、捨てる日などが事前に配られるのでそれを参考にすればいいでしょう。どんなところも、古紙回収をしていれば年に1回はきます。
2-3.ダンボールを処分する前に
古紙回収にしろ、資源ゴミにしろ、無料で捨てることが出来るのが最大のメリットです。
先程も記載しましたが、大量にゴミ捨て場に出すと、何を考えているのか回収されないで残されるケースもあります。
また、通販など住所がわかるような個人情報の伝票ははがすことをすすめます。
3.引越しで使ったダンボールの処分
3-1.引越しで使ったダンボールの処分
ここまでは、通販などで使ったもの、書いてきましたが実際には引越しで使ったものを捨てるのが面倒ですよね。
でもこのダンボール、引越し業者が引取りに来てくれます。
主に営業マンだとは思いますが、引越ししてからすぐに電話すればダンボールの処分を引き受けてくれるんです。あまり時間が経つとダメなこともあるようですが、基本的にはいけるでしょう。数十枚あるんで、綺麗に片付けられたらいいですよね。
3-2.お金はかかるのか?
引越し業者に処分を依頼するとどうなるのでしょうか?
まず、依頼自体は電話でするか、引越し作業中にスタッフにいつごろ取りに来てくれ、と言えば簡単に終わります。
また、交渉の段階で書面上に処分は無料、とか書いてくれていればいいんですが口約束はしないようにしましょう。
アリさんなど、有料で処分を引き受けている引越し業者もいるので引越し前に聞いておくのがいいですね。
3-3.処分を依頼するメリット
ダンボールの処分を依頼して1,000~3000円程度かかりますが、他社にダンボールを一緒に捨てることができるなどのメリットもあります。
ただ、費用が発生するので引越し後のダンボールを処分するのは、早めに営業マンに交渉するのがいいかと思います。うまくいけば、無料で回収されるかもしれませんからね。
ただ、無料でゴミとして捨てられるのにお金を払ってしまうと、もったいないように感じてしまいますよね。
4.ダンボールをお金に換えたい
4-1.ダンボールの換金方法
ダンボールはそのリサイクル性の高さから1キロ10円(今は不明ですが)程度で売ることができます。大きめのダンボール2~3箱程度ですかね。
このような古紙買取業者は意外と多く、案外身近にいるものです。
そして、ちり紙交換もこれにあたります。
根本的にゴミになっているのであれば、いくらでもいい。お金がかからなければいい。と思ってやる分にはいいですが、軽トラックいっぱいにしても数百円しかもらえないような金額でしか売れませんから、労力の割に面倒です。
ちり紙交換にだすか、古紙の買取業者を探して捨てに行くか、どっちかですね。
基本的に筆者はデメリットの方が大きいと思います。数時間かけて数百円もしくは数十円。
であれば、市のゴミ処理場に運びたい。
4-2.資源回収BOXに捨てる
資源回収ステージ、エコステーションなど言い方はいろいろありますが、そこそこ大きなスーパーをはじめ、市内の人が集まる所にいくつか設置されているようです。
古紙の他にも、ペットボトル、缶、瓶、ペットボトル、発泡スチロールなどが対象のところが多いです。
捨て方は簡単で、綺麗に洗って、乾かしたあと自分で持っていき捨てるだけ。
とてもシンプルですね。
設置されているのか?設置されている場所は?については役場のHPか、買い物の時に気にしていると見つけることができるかもしれません。
利用は無料なので、持っていくことをデメリットと感じなければオススメですよ。
5.ダンボールの処分を不用品回収業者に頼むと
5-1.どんな業者に依頼すればいいのか?
古紙回収を専門にやっているような不用品回収業者はいないと思われます。
なので、古紙買取業者に連絡するか、ネットで見つけた不用品回収業者に電話するしかありません。
また、古紙買取業者は100キロから行きます。というところが多いので一般人が呼ぶことは限りなく不可能でしょう。
そうすると、不用品回収業者しかありません。
何を基準に選べばいいのか?と、悩んでしまいますね。
実は、「ダンボール処分を無料でやっている不用品回収業者がいる」のはご存知ですか?
これまで書いたとおり、ダンボールは資源、リサイクルできる素材として価値が高いので無料で回収してくれる業者もいます。
引越し業者も、1,000~3,000円で回収してくれるのは捨てないで「売る」ことができるからです。
それは、不用品回収業者も同じです。不用品回収業者も引越し業者同様ダンボールを無料で引き取ってくれるところがあります。枚数や作業環境により、無料ではなくなるかもしれませんが、全てまとめて1階の駐車場のところに置いておく。などすれば枚数がたくさんあっても無料で引き取ってくれたりはします。
弊社でも、ダンボールは出張費のみで回収が出来ます。条件は、自分で家の外に出して、まとめておくこと。これだけです。
出張費+処分代を払うんでは高額になってしまいます。
ここは、資源物に該当すれば出張費+1袋あたり2,000円の処分費
引越しをするわけではなから引越し業者には回収依頼がしにくい。
でも、不用品回収業者では高すぎる。
そう思ったあなた!ぜひ、弊社へお問い合わせください。
基本、出張費のみで回収ができます!出張費も距離計算なので明確な料金です。ぜひ、お問い合わせください。
5-2.回収業者へ依頼するメリット
ダンボールは数が集まると重くなり、またかさばります。
捨てられる日も1週間で1回、もしくは2週間で1回なので引越しの期日に間に合わない。もしくは今すぐ片付けたい。という方には依頼する価値はあると思います。特に、依頼する業者によりますが引越し業者と同等の料金で回収する不用品回収業者もいるので、少しお得な感じがしますよね。
逆に、捨てるのを急いでいない人からすれば不用品回収業者でも、引越し業者でも依頼することは「デメリット」しかありません。
なぜ、資源ゴミで捨てられるのに、無料で捨てることが出来るのにお金がかかるのか?お金をかけて捨てるのか?理解ができないでしょう。
お金をかけずに捨てられるものなので、捨てるときはよく考えて選ましょう。
5-3.どのくらいの料金がかかるのか?
ダンボール回収でどのくらいの料金がかかるのでしょうか?
いくつか比較してみましたので、参考にしてください。
引越し業者
契約内容により変動アリ、多いのは1,000~3,000円。
不用品回収業者
ゴミ回収業者
弊社
出張費のみで回収可能!最安2,000円~で回収!
と、比べてみてわかりますが、ゴミ回収業者は高額な処分料が必要なようです。
6.ダンボールを売ったリアルな意見
ダンボールを本当に売ってみたリアルな感想は、
「こんな金額のために不用品回収とかありえない。」
です。
資源ゴミの日に古紙回収業者より早くゴミ捨て場に来て紙ゴミを盗む人間もいます。
しかし、これは決して「うまい商売か」というと、そんな気持ちはほぼ0です。
なぜか?
紙を売っても、いいとこ1キロ数円。筆者がいったところは雑紙1キロ2円でした。
軽トラックに結構山盛りにしても200キロ。
はい。400円です。
おいおい。ガソリン代と時給はいくらだよ。
と、いう気持ちです。まぁ、家から近所の紙ゴミ屋に行ったんで単価は気にしませんでしたが。
高いところだと、新聞紙とか紙の種類がもっと複雑になるそうなのでまた違うかもしれませんが、紙を100キロ集めるのは意外と重労働でした。
漫画や、料理の参考書などでは紙ゴミとする前に、ブックオフに持っていったほうが高く買ってくれそうなイメージです。
終わりに
いかがでしたか?今日は、紙ゴミの処分、ダンボールの商処分方法ご紹介しました。自分では捨てることがなかなか難しいな、と思っていても案外簡単に捨てられることがわかったのではないでしょうか?
また、引越し後の大量のダンボール、片付けをしていてでたダンボールは、引越し業者に頼んでも、不用品回収業者に依頼しても金額が変わらないこともあること、安いところは無料で回収していることがわかれば、選択肢は少しづつ増えると思います。
完全無料というというところは少ないし、怪しいのでよく聞いてみましょう。
今日は、
- ダンボールは何ゴミなのか?
- ダンボールを市のゴミに捨てる場合
- 引越しで使ったダンボールの処分
- ダンボールをお金に換えたい
- ダンボールの処分を不用品回収業者に頼むと
- ダンボールを売ったリアルな意見
の6点をご紹介しました。
もし、近所の紙ゴミを買い取るようなお店があるなら、そこに持って行ってもいいと思いますがそうそうないので、実践的ではないですね。
資源回収、資源ゴミの日に少しづつだして処分していけたら、一番安く済みそうですね。