事業ゴミの回収業者はどこでもいい??自分でごみ回収業者を選ぶポイントとは??
家でいらなかくなったゴミはゴミの日に捨てることができますが、もし、あなたがお店や会社を経営していたら簡単にゴミを捨てることができません。
事業から出るゴミは『事業ごみ』というらしいです。
この事業ゴミの廃棄処分を行うのは基本的に有料なので、少しでも安く捨てたい。と缶会える事業主が多く、ゴミが適切に処分されなかったりと、ゴミを捨てる、リサイクルするというのはなかなか難しいようです。
しかし、実際には事業系ごみとは言うばかりで、何の役にも立たないような制度であると調べて思いました。ので、筆者が調べたことを今回、
- 事業ごみとはどのようなものか??
- 事業ゴミの処理方法など
- ゴミ回収業者の選び方
の3つをご紹介しています。
1.事業ごみとはどのようなものか??
『事業者の出す廃棄物のうち、事務所から生じる紙くず・厨房の調理くずなどの一般廃棄物を「事業系ごみ」と言います。埼玉県の「事業系ごみ」は、一般廃棄物全体の2割以上を占めています。』
埼玉県HPから抜粋
筆者は調べるまで、
- 事業や会社から出るものは全て事業ゴミ。
と考えていましたが実際には違うようです。
実際には、家庭ごみの延長。
と考えたほうがいいでしょう。
電気屋さんをモデルに考えます。
新品の電化製品。エアコン、テレビ、レンジ、なんでもいいです。
これらを買うとゴミが出ます。
- ダンボール
- 紙(メモ紙的なもの)
- 発泡スチロール
- クッション材
- PPバンド
工事が必要なら
- ブロックなど瓦礫類
- 木材
- プラスチック製品
など。
仕事をしていると仕方ないように感じませんか??
でも、筆者が調べた限り、事業系ごみで捨てることが出来るのは
- ダンボール
- 紙
のみでした。いくつかの市町村に聞きましたが、
- 発泡スチロール
- ビニール袋
程度なら受け入れ可能。というところもいくつかありました。
食品のクズ、紙クズなどのゴミが事業系として分類されているようです。
2.事業ゴミの処理方法など
2-1.どこに依頼すべきか??
事業系ごみは、『一般廃棄物収集業者』と言うのが運ぶようです。
事業ゴミなのに、産業廃棄物収集運搬業者ではないんですね。
頭の悪い筆者はこの段階で理解に苦しみました。
事業とは、一般なのか?
読めば読むほどよくわからないですね。途中で諦めましたけど。
まぁ、市役所のHPに一般廃棄物収集業者的なリストがあるので、事業ゴミを捨てたい。と直接市役所に相談してもいいかもしれませんね。
2-2.事業ゴミの廃棄方法
事業ゴミの廃棄方法は2種類あるようです。
お金をかけて捨てる人。
これは、先程お伝えした収集運搬業者に依頼する場合です。
流石に怖くて聞けませんでした。料金は不明です。
回収料金をネットで探してみましたがなかなか見つかりません。ただ、1回の回収で数百円って事はないと思いますので、頼まれる方が調べてください。あと、事業ゴミシールを貼らなくてはいけないようです。シールも1枚50円程度で売られているので、ゴミを捨てるだけでけっこうお金がかかりそうですね。
自分で捨てる人
ゴミ処理センターへ持っていくことができる人です。
10キロ200円程度で処分できるようです。事業ゴミの中身にもよりますが、10キロだとすぐにたまりそうですね。分別をしないといけないそうなので、家庭ごみのように分別が必要です。
2-3.買取可能な事業ゴミ
事業ゴミの中には買取可能。と言われるものがあります。
紙です。
調べた限り、プラスチックや金属、瓶は産業廃棄物になるらしく、事業ゴミではありませんでした。
ただ、紙、ダンボール等は古紙業者に売ることが出来る。とゴミ処理センターへ聞き込みした時に教えてもらいました。
2-4.セキュリティー関連
まず、台帳や紙関連については、『自分で環境センターへ運んで捨てれば』安心でしょう。炉にくべられて燃やされるのみなので、灰になります。
しかし、古紙業者に渡すと危険だと感じました。
ある市の古紙回収業者のトラックが出入りする古紙業者のヤード。
それは汚いです。
紙が散乱し、雨に濡れてベチャベチャ。ドロドロ。風に吹かれて飛んでいました。
もし、機密情報が含まれていたとしたら、このような取り扱いをされている事業主はどう思うでしょうね。
セキュリティーに関しては、自分で捨てに行ったほうが良さそうです。
2-5.事業ゴミを捨てるときの注意点
国の管理しているHPにも記載されていましたが、事業系一般廃棄物の処理については許可業者に依頼し・・・。と長い説明がありました。
そして、ゴミの捨て方、依頼方法を間違えると排出者にも責任があると書かれています。
先程書いたとおり、
ダンボールは事業ゴミ
発泡スチロールは産業廃棄物
など、区分けが明確ではありません。これを書いている時に参考にしたページ
さいたま市のHP
久喜市のHP
埼玉県のHP
です。便はダメ、金属はダメ、ブロックや木もダメ、でも、隣町ではまた違うルール。
すごくわかりにくいです。
簡単に、
『大丈夫』ではなかく、地元のゴミ屋さんに相談したほうがいいのかな。と印象を受けました。
3.事業ゴミの回収業者の選び方
3-1.事業ゴミの回収サービスについて
事業ゴミを依頼するにあたり、自分が捨てようとしているゴミが、本当に事業ゴミなのか確かめる必要があります。
先程も説明したとおり、事業系ごみは市町村によって多少の変化がありました。
一度環境センターへ連絡をして、事業の内容、ゴミの捨て方。受け入れができるかどうかで判断したほうがいいでしょう。
3-2.事業ゴミを回収する料金について
事業ゴミは『有料』での処分となります。
事業ゴミの廃棄シール。事業ゴミの回収車両の出張料金が必要になります。
どの業者も、『料金をHP上に提示していない』ようです。
後から調べましたが、『ダンピング』と言って、価格をどんどん下げて回収するのが、ゴミ業界で問題になっていると聞きました。
また、知り合いのゴミ屋の(家庭ごみの回収などをやっている創業うん十年の会社)社長が言うには、ゴミを捨てるのに金なんか払いたくないからゴミの処分は儲からない。と言っていました。
適切に処分し、リサイクルするにはお金がかかる。日本人が先進国で遅れていると思われるゴミへの興味・関心。と教えてくれました。
3-3.事業ゴミの回収方法
事業ゴミをゴミ屋さんに依頼すると契約書がもらえます。
その時に、単発回収なのか、定期回収なのかを決めることになります。
実際に契約している人に話を聞いてみると、定期的に回収する方が多少値引きできると聞きました。毎月1回でもいいので、定期的に回収しにきてもらう方がいいかもしれませんね。
3-4.実際に回収するまでの流れ
まず、事業ゴミを回収してくれるゴミ屋を決めなければいけません。
筆者も実は電話してみました!!
3社の電話しました。
態度が悪いところ、すごく親身に聞いてくれて安いところと極端でした。
電話で決めるのも大切です。嫌な会社に任せたくないですからね。
実際に出るゴミのヒアリングを行う必要があります。
事業系ごみで回収しても、捨てることができないと困るので、必ず行われます。
契約書の発行をし、回収日、時間などを決めます。
おおよそ2週間程度かかることもあるので、早めに決められるといいですね。
事業ゴミと産廃の違いで見やすい会社さんです。
3-5.ゴミ回収業者選びの注意点
筆者は、多くの関係者の方と知り合うことができました。
なので、何も知らないときは
『ゴミなんて安いところに任せればいい』
と考えていましたが、その考えを改めさせられました。
ゴミ業界は態度が悪い。接客する以上、ある程度の社会的マナーが必要ですね。
透明性の高い料金設定。
事業から出たゴミがどこに捨てられたのかがわかるような仕組み。
トラブルが出た時に迅速に対応してもらえるのか。
ちょっと前にあった、カレーのココイチのカツ事件。あれも、ゴミ業者の選び方一つで
起きなかった事件です。
筆者は、有名で大きな会社がいいとはいいません。
ただ、事業とゴミ業者が連絡を取り合い、いつでも、情報交換ができるような事業ゴミの回収業者がいいのではないか。と、おすすめします。
終わりに
いかがでしたか?
事業系ゴミ。住んでいる地域によって捨て方がかわるすごい厄介なゴミですね。
でも、手抜きをしないで地元のゴミ屋さんに聞いて間違わないように処分しましょう
今日は
- 事業ごみとはどのようなものか??
- 事業ゴミの処理方法など
- ゴミ回収業者の選び方
の3つをご紹介しました。
事業をこれから始める方。事業を既に営んでいるけど、ゴミの見直しを考えている方。これを期にぜひ、今よりも満足できるゴミ処分の方法を探してみてください。